ゲームクリエイターズギルド、マイネットと資本業務提携…マイネットのクリエイターの活躍機会と育成機会の提供をサポート

ゲームクリエイターズギルドは、マイネット<3928>と資本業務提携を行ったと発表した。両社は昨年から行っていた業務提携を強化するため、マイネットがゲームクリエイーズギルドの一部株式を取得するとのこと。取得株数や保有比率などについては開示されていない。

 

<以下、プレスリリースより>

 

【本提携の狙い】
ゲームのセカンダリー事業において業界トップシェアのマイネット社は、昨今クリエイターの活躍領域を広げる新規事業の創出を積極的に行っております。その取り組みのひとつとして、クリエイターのタレントマネジメントを行うゲームクリエイターズギルドはチームや個人単位でのプロジェクト参画のマッチングとして「GCGクリエイターアライアンス」サービスを提供し、マイネット社の所属クリエイターがセカンダリーに留まらない領域で活躍することを支援します。柔軟なプロジェクト参画の機会により、マイネット社の人員稼働率を底上げし、多様なプロジェクトでの経験を積む機会を広げクリエイターの価値を向上させることを狙いとしています。
一方では、ゲームクリエイターズギルドが抱えるクリエイターコミュニティをマイネット社に提供し、適切なチームメイクをサポートします。

 

(図1)GCGクリエイターアライアンスの提供 (図2)両社クリエイタープール連携による新規PJT創出

 

【本提携の背景】
ゲーム市場は、周辺領域を含めてグローバルで年々拡大し続けています。ゲームエンジンの他産業での活用など、ゲーム産業を越えてクリエイター人口は今後も増え続けることが想定されます。しかしながら、技術的な変化の多い業界においてクリエイターのキャリアはいまだ不透明で不安定な部分が多く、育成やリスキリングなど生涯活躍に関して業界全体でのサポートが必要とされています。
クリエイターエコノミーが持続可能な形で拡大し続けるため、クリエイターの個性を活かしキャリアに応じた適切な経験値と実績を積む機会提供を本取り組みで目指します。

 

【本提携で提供するサービス】
「GCGクリエイターアライアンス」は、各社の所属クリエイターに対して外部企業へのプロジェクト参画を通じて人材育成を強化するプログラムです。本プログラムにより、クリエイターは自社プロジェクトだけでは積めない経験を得れるプロジェクト参画の機会を得ることができ、所属企業にとっては不安定なエンタメ企業で起きがちな繁閑の波による稼働リスクを低減しつつ所属クリエイターへ育成機会を提供可能となります。受け入れ企業側にとっても、リスクなく別会社でのノウハウを得ているクリエイターとの共創の機会を得ることが可能となります。

このようなプログラムは、「越境学習」と呼ばれ企業における人材育成の手法として昨今注目を集めています。日本の大手企業とスタートアップ間の「越境」のプログラムが多く見られますが、本サービスではクリエイティブ業界の人材育成としても有用と考え推進しております。

「GCGクリエイターアライアンス」では、各社よりお預かりしたクリエイターに対してのプロジェクトマッチングに留まらず、「キャリア研究を加味した弊社オリジナルのスキルシート作成サポート」「業界を熟知したキャリアコンサルタント(国家資格)を保有するメンバーによるキャリア面談」を含んだパッケージとして提供することでクリエイター育成をサポートします。

株式会社マイネット
http://mynet.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社マイネット
設立
2006年7月
代表者
代表取締役社長CEO 岩城 農
決算期
12月
直近業績
売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3928
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