GMO、6月中間決算は営業利益16％増の240億円と2ケタ増益…キャッシュレス化を背景に決済事業が拡大、暗号資産事業も黒字転換

GMOインターネットグループ<9449>は、8月8日、2024年12月期 第2四半期累計の連結決算を発表し、売上高1364億8000万円(前年同期比4.9%増)、営業利益240億1000万円(同16.4%増)、経常利益252億3800万円(同12.0%増)、最終利益77億2200万円(同21.7%増)だった。

・売上高:1364億8000万円(同4.9%増)
・営業利益:240億1000万円(同16.4%増)
・経常利益:252億3800万円(同12.0%増)
・最終利益:77億2200万円(同21.7%増)

インターネット金融事業で店頭FX取引が軟調に推移したものの、インターネットインフラ事業でキャッシュレス化の潮流を受けて決済事業が引き続き好調に推移した、としている。

インターネット広告・メディア事業は、広告事業で一部業種の広告予算縮小があった一方、メディア事業では自社商材を介した送客支援が好調に推移した。

また、暗号資産事業は、暗号資産市場が復調基調に戻り、取引高が活発に推移し、黒字転換に成功したという。

セグメント別の業績は以下の通り。

【インターネットインフラ】
・売上高:909億6900万円(同7.1%増)
・営業利益:186億6500万円(同43.6%増)

【インターネット広告・メディア】
・売上高:172億1000万円(同0.7%減)
・営業利益:13億1000万円(同27.7%増)

【インターネット金融】
・売上高:218億2300万円(同12.9%減)
・営業利益:28億4900万円(同62.5%減)

【暗号資産】
・売上高:41億円(同89.7%増)
・営業利益:13億3900万円(前年同期は8億2300万円の損失計上)

【インキュベーション】
・売上高:10億0400万円(同54.0%増)
・営業利益:1億3900万円(同24.7%増)