KADOKAWA<9468>は、第1四半期のゲーム事業の業績について、売上高が前年同期比80.2%増の77億6400万円、営業利益が同108.1%増の24億0600万円と大幅増収増益だったことを明らかにした。『ELDEN RING』が、セグメント全体の業績を力強くけん引した、と説明している。
同社では、フロム・ソフトウェアが6月に発売した『ELDEN RING』大型ダウンロードコンテンツ『ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE』の国内販売が好調に推移した、としている。
『ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE』は、6月21日の発売から3日間で世界累計売上本数500万本を達成。第1四半期は国内の収益のみを計上したという。
さらに、これはSteamのセールスランキングでも確認できたことだが、大ヒットしたDLC発売の相乗効果で、同作本編のリピート販売も増加に転じたとのこと。
同時に2025年3月通期の業績見通しについて、売上高を255億円から296億円、営業利益を26億円から57億円にそれぞれ引き上げた。引き続き『ELDEN RING』と大型DLCの好調な推移を見込むほか、海外版のロイヤリティ売上が寄与する。
業績推移のグラフは以下のとおり。