【ゲーム株概況(8/19)】米投資会社のファンドによるTOBが成立のサン電子が3日続伸　enishは大幅続落…一時8月5日の直近安値229円を割り込む形に

8月19日の東京株式市場では、日経平均は6日ぶりに反落し、前日比674.05円安の3万7388.62円で取引を終えた。過去の米雇用統計が改定により大幅に下方修正となると伝えられたこともあり、為替が1ドル＝145円台まで急速に円高方向に振れたことで後場に入って下げ幅を大きく拡大した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業91銘柄のうち、上昇は29銘柄(32%)、下落は61銘柄(67%)、変わらずは1銘柄(1%)で、下落した銘柄の方が多かった。

中で、サン電子<6736>が3日続伸し、一時6630円まで買われた。サン電子は、前週末8月16日に米国の投資会社トゥルー・ウインド・キャピタルのファンド「ヘバラ・ホールドコ・ツー」による公開買付が成立したと発表したことが市場の関心を集めたようだ。

また、マイネット<3928>やバンク・オブ・イノベーション（BOI）<4393>、NJHD<9421>などが買われ、大手ゲーム株ではスクウェア・エニックスHD<9684>が4日続伸した。

半面、enish<3667>が大幅続落し、8月5日の直近安値229円を一時割り込む形となった。

前週末まで4日続伸となっていたcoly<4175>は5日ぶりに反落した。まんだらけ<2652>は4日続落とさえない。