【人事】DeNA、チーフエコノミストを9月1日付で新設…元財務省為替市場課長の大矢俊雄氏が就任

  • ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、本日(9月2日)、チーフエコノミストを9月1日付で新設し、元財務省為替市場課長の大矢俊雄氏が就任したことを発表した。

    同社は、ゲーム領域やライブストリーミング領域、メディカル領域においてグローバルに事業を展開している。特に、メディカル領域では、子会社アルムを中心にグローバルでの事業展開が加速しており、医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join」を始めとした医療ICT事業では、日本発の医療ICT企業として累計32カ国へのソリューション提供を行っている。

    昨今為替相場や株式相場などが激しく動く中で、世界経済の潮流や金融市場の動向を的確に捉えることが、今後のDeNAグループの更なる事業発展において必要であることを踏まえ、マクロ経済的観点から経営にアドバイスする役割としてチーフエコノミストを新設することを決定した。

    チーフエコノミストには、財務省で国際局為替市場課長や大臣官房総合政策課長、アジア開発銀行で予算・人事担当局長、国際協力銀行常務取締役、内閣審議官兼海外ビジネス投資支援室長などを歴任してきた大矢俊雄氏が就任した。大矢氏のこれまでの経験・知識・ネットワークを生かして、DeNAでは世界経済や金融市場の分析などに携わり、各国政府や国際開発金融機関とも連携していく。

    ▼チーフエコノミスト経歴
    大矢俊雄 (おおや としお)
    1986年大蔵省入省。コロンビア大学ロースクール留学、IMF審議役、世界銀行理事代理、財務省主計局国土交通・環境係担当主計官、国際局為替市場課長、金融庁国際担当参事官、財務省大臣官房総合政策課長、アジア開発銀行(在マニラ)人事・予算担当局長、財務省大臣官房審議官(国際局担当)、国際協力銀行常務取締役、内閣審議官兼海外ビジネス投資支援室長などを歴任。2024年6月株式会社ディー・エヌ・エーにエグゼクティブ・エコノミストとして入社、同年7月に子会社の株式会社アルムの取締役兼チーフ・グローバル・インベストメント・オフィサーに就任。2024年9月、株式会社ディー・エヌ・エーのチーフエコノミストに就任。

株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
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