ゲームロフトとメディアプロダクション会社の HarperCollins Productions(ハーパーコリンズ・パブリッシャーズ傘下)は、9月11日、今後リリース予定の新ゲームにおいて、1人用のプレミアムパズルアドベンチャーゲーム『カルメン・サンディエゴ』をNetflix限定で配信を開始し、その後、Nintendo Switch、PlayStation、Xbox、Steam で2025年の第1四半期に順次リリースすると発表した。ゲーム内課金やオンラインプレイはないとのこと。
『カルメン・サンディエゴ』は、ゲームロフトの前作タイトル『ディズニー ドリームライトバレー』、『ディズニー スピードストーム』、また本作と同じく HarperCollins Productions との共同作である『The Oregon Trail』の大成功に続き、クロスプラットフォームゲームに進出するゲームロフトの新たなマイルストーンとなることが期待されているという。
本作のリリースは、「カルメン・サンディエゴ」シリーズの成長を象徴する新たな瞬間となる。1980年代から、世界中で多くの人がカルメン・サンディエゴに魅了され、彼女を捕えようとしてきた。2019年、カルメンは HarperCollins Productions 制作の Netflix アニメにおいて帰還をはたし、アニー賞およびエミー賞を受賞した。またこれに伴い、10冊の本を出版する強力な出版プログラムも展開されている。さらに、Netflix では実写化も試みており、この大怪盗初の大型実写映画となる予定。
カルメンの40周年を記念して、2025年、彼女を追い求める全ての年代に向けて、彼女の偉大なる功績が新たなアドベンチャーゲームにおいて引き継がれる。カルメンは、1985年に発表したオリジナルタイトル『Where in the World is Carmen Sandiego?』において、国際犯罪組織「バイル」を率いる敵として登場した。今回はプレイヤーがカルメン・サンディエゴの赤いマントと帽子を身にまとい、彼女としてプレイできるファン待望のゲーム。プレイヤーは悪名高い大怪盗となり、スリル溢れる冒険を体験していく。諜報活動の世界を暗躍し、ハイテクガジェットを使用しながら、ついにはバイルを捕えることになる。
プレイヤーは、このカルメン・サンディエゴの新ゲームにおいて、世界を旅しながら有名な都市や場所を訪ねて、活気あふれる文化に浸ることができる。リオデジャネイロの混み合う通りや、東京の美しい神社、世界の各地がステージとなり、複雑な犯罪の謎を解き明かしながら、ずる賢く逃げ回るバイルの犯罪者を裁きにかけるのだ。プレイヤーは情報を整理して、時間と戦いながらバイルの邪悪な計画を阻止する。結果は全てプレイヤーの選択次第となる。ストーリーを重視するキャンペーンモードでも、または以前のクラシックなモードでも、この現代化した「カルメン・サンディエゴ」なら、新しいファンも往年のファンも魅了する体験を得られることは間違いない、としている。
■Caroline Fraser氏(Head of HarperCollins Productions)
「カルメン・サンディエゴというキャラクターは、何世代にもわたって愛されてきました。同時に多くの人にとって、このゲームは世界のいろんな国を紹介してくれるシリーズでもありました。今回は、初めてプレイヤーがカルメンになれます。没入感のある実世界のステージで各地を暗躍し、謎を解き明かして、盗みを成功させるのです。『カルメン・サンディエゴ』シリーズにおける究極のテーマである、様々な文化に触れながら文化に敬意を払うということは、本ゲームにおいてますます重要となり、さらにはこれ以上ない楽しさをゲームに与えてくれました」
■Manea Caste氏(Studio Manager at Gameloft Brisbane)
「カルメン・サンディエゴの新たな冒険のチャプターを描けること、そしてこのアイコニックな人気キャラクターに再び命を吹き込めるのは、この上なく光栄なことだと感じています。このシリーズが成し遂げてきたことに細心の注意を払うと同時に、コアとなる大事な部分は変えないままで、新しくイノベーティブな変化も取り入れることができ、チームが成し遂げたことを非常に誇りに思っています。私たちが目指してきたのは、懐かしい親しみやすさに加えてワクワクするような新しいことです。往年のファン、そして新しいプレイヤーにも、このゲームの細部にわたって注ぎ込んだ私たちの愛情と努力を味わっていただけることを非常に楽しみにしています」
会社情報
- 会社名
- ゲームロフト
- 設立
- 1999年12月