Vma plus、WordPress でメタバースを作れるプラグイン「Vma plus Station」のプロ版をリリース

メタバースWeb3のコンテンツ企画・ディレクションを行うVma plus(ブイマプラス)は、WordPress でメタバースを作れるプラグイン「Vma plus Station」のプロ版(有償版)の提供を、2024年9月13日より開始したことを発表した。

「Vma plus Station」プラグインは、ブログやWebサイトを作成するCMS「WordPress」用のプラグイン(ホームページに機能を追加するための仕組み)。WordPress にインストールすることで、だれでも簡単にメタバースをWebサイトに構築することができる。

2024年7月17日、基本機能のみが利用できるライト版(無償版)をリリースし、9月13日の時点で677件ダウンロード得ている。WordPress で誰でも簡単にメタバースを作ることができるようになったことで、リリースから約2か月の間に670個以上のメタバースが誕生した。

また、リリース後はSNSでも「WordPressのプラグインでメタバースが作れるのは面白い!」「サイトにメタバースを実装できるのは凄いインパクト!」といった内容の投稿も確認している。

このような反響を受けて、今回リリースするプロ版(有償版)ではさらなる機能強化を図り、より多くの方が様々な利用シーンで活用できるプラグインへと進化させている。

 

■アップグレード内容

プロ版ではライト版に比べてより柔軟で多様なメタバース空間を作ることができるようになり、初めてメタバースに触れる方からプロの方まで、誰でも手軽に自分だけのバーチャルワールドを作ることができるようになった。これにより、メタバースの活用の幅が広がり、ビジネスやエンターテイメント、教育など多岐にわたる分野で新しい可能性の提供が可能となった。

1.複数のメタバース空間の作成
基本機能のみを搭載したライト版では1つのメタバース空間しか作ることができなかったが、プロ版では複数のメタバース空間を同時に作ることができる。たとえば、ショッピングスペース、商品や作品の展示スペースなど、目的に応じた複数のバーチャル空間を用意して、それぞれ別々のコンテンツを訪問ユーザーに体験することができる。

2.ワールド選択の自由度が向上
選択できるメタバース空間の種類も拡充され、ギャラリータイプ、オラクルカード、ブランディングタイプ、オリジナルなど、複数のテーマから好みのワールドを選べるようになった。たとえば、美術作品の展示にはギャラリータイプ、瞑想やスピリチュアル体験にはオラクルカードのロータスの部屋を選ぶなど、目的に応じた雰囲気や機能を持つ空間を簡単に選択することができる。

3.自分だけのオリジナルワールドを作れる
プロ版では、自分で作成した3Dワールドをアップロードし、オリジナルのメタバース空間も作れるようになった。このワールドアップロード機能導入により、ブランドに合わせたカスタム空間を作成したり、活用用途に応じて特別な空間を用意するなど、利用者のアイデア次第で無限の可能性が広がる。「自分が思い描く理想の世界観を反映したメタバース」を作りたいと考えている企業やクリエイターに最適な機能となっている。

4.アバター選択がより自由に
ライト版ではロボット型のアバターしか利用できなかったが、プロ版では人型アバターが選べるようになった。メタバースプラットフォーム「Vma plus Station」と同じ一貫したデザインを適用することにより、メタバースプラットフォーム上のメタバース空間とプラグインで作ったメタバース空間との見た目がバラバラになることなく、統一感のある視覚的な空間を提供する。

5.アバターアクションでさらに楽しく
プロ版では、タオル回し、拍手、ジャンプなどのアバターアクションを行えるようになった。他のアバターは見えないものの、自分自身がその空間で自由に動き回り、さまざまなアクションを使ってバーチャル体験をより楽しむことができるようになった。