カラー、庵野秀明が『宇宙戦艦ヤマト』新作アニメの製作を発表 現在製作中のリメイクシリーズとは異なる航路を進む作品

カラーは、ボイジャーホールディングスより、『宇宙戦艦ヤマト』をベースとした新作アニメ映像を製作する権利を付与されるとともに、東北新社からは著作権の利用につき許諾を得たと発表した。

カラーの公式サイトには代表取締役・庵野秀明の署名で、「2025年からのプロダクション開始を目標に新作劇場作品を現在鋭意企画進行中」としている。
また、新作アニメ映像は、2012年公開の『宇宙戦艦ヤマト2199』から始まり、2024年11月22日に第二章が劇場公開される『ヤマトよ永遠に REBEL3199』に連なるリメイクシリーズとは、異なる航路を進む作品になるという。
新作のタイトルや内容は不明だが、発表文には「新旧織り交ぜた面白い作品群を残りの人生を費やして可能な限り作り、『宇宙戦艦ヤマト』を後世に遺していけたら、と思っています」と記されている。

以下、発表全文

【お知らせ】
このたび株式会社カラーは、ボイジャーホールディングス株式会社(代表取締役 西﨑彰司)様より、『宇宙戦艦ヤマト』をベースとした新作アニメ映像を製作する権利を付与されるとともに、株式会社東北新社様からは著作権の利用につき許諾も得ました。

日本のアニメ作品として輝かしい歴史を持つ『宇宙戦艦ヤマト』シリーズのさらなる発展に寄与し、多くのファンに楽しんでいただける作品とすべく、2025年からのプロダクション開始を目標に新作劇場作品を現在鋭意企画進行中です。

なお、この新作アニメ映像は、2012年公開の『宇宙戦艦ヤマト2199』から始まり、2024年11月22日に第二章が劇場公開される『ヤマトよ永遠に REBEL3199』に連なるリメイクシリーズとは、異なる航路を進む作品です。
現在製作中のリメイクシリーズの航海の安全を陰ながらお祈りしております。

50年前、『宇宙戦艦ヤマト』に出会わなければ、今の自分は無かったと思います。
自分がその「ヤマト」に関わる以上、あらゆる「ヤマト」のスタッフ・キャストに感謝と敬意と恩返しを込めて、新旧織り交ぜた面白い作品群を残りの人生を費やして可能な限り作り、『宇宙戦艦ヤマト』を後世に遺していけたら、と思っています。

何卒、よろしくお願いいたします。

株式会社カラー代表取締役 庵野秀明