サイバーエージェント、インターネット広告事業でインバウンドマーケティング支援に特化した専門組織「インバウンド事業本部」を新設

サイバーエージェント<4751>は、本日（10月7日）、インターネット広告事業において、インバウンドマーケティング支援に特化した専門組織「インバウンド事業本部」を新設し、訪日観光客をターゲットとする広告主企業のマーケティング支援を開始したことを発表した。

訪日観光客数が増す昨今、2024年は3500万人に達すると想定され、2030年の訪日観光客目標6000万人、消費額目標15兆円も視野に入る状況であるということが「第24回観光立国推進閣僚会議」にて発表されており、今後さらなる訪日観光客の増加を見込んだ政策の活発化が予測される。

インバウンド市場の拡大に伴い、企業や自治体によるインバウンドマーケティングにおいても需要が高まる一方、訪日観光客に対し効果的かつ効率的にリーチする広告メディアの選択肢や確立された手法は未だ少ない状況だ。

このような背景の元、広告会社としてさらなる価値の提供を目指し、インバウンドマーケティングに特化した専門組織「インバウンド事業本部」を新設した。本組織では、インバウンド向けのマーケティング課題を抱える広告主企業に向け、インバウンド向け広告の商品開発からマーケティング戦略全体の立案と実行までを一気通貫で行っていく。

インバウンド向け広告の商品開発においては、同社がすでに有するサイネージ型広告や協業型メディア広告、AI技術を活用するほか、訪日観光客の国別に旅前/旅中/旅後のタイミングで的確にターゲットにリーチ可能な広告商品の開発も進めていく。これら同社独自の商品と、強みであるデジタルマーケティングの運用力・技術力を活かし、訪日観光客に効果的かつ効率的にリーチしていく。

同社は今後も、デジタルマーケティングにおける豊富な知見ノウハウを活かしながら、急速に拡大するインバウンド領域においても、広告効果を最大化するマーケティング支援の実現に努めていくとしている。