【ゲームエンタメ株概況(10/7)】サウジ政府系ファンドによる買い増し検討報道で家庭用ゲーム大手が軒並み高 医療学習プラットフォーム構築を材料にテンダも買われる

10月7日の東京株式市場では、日経平均は3日続伸し、前日比697.12円高の3万9332.74円で取引を終えた。9月の米雇用統計が市場予想を上回ったことで前週末の米国市場が大きく上昇した流れを受けて、国内市場も買いが大きく先行し、一時は上げ幅900円超に達する場面もあった。

そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業93銘柄のうち、上昇は54銘柄(58%)、下落は28銘柄(30%)、変わらずは11銘柄(12%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。

中で、家庭用大手ゲーム株が軒並み高した。サウジ政府系ファンドが日本のゲーム株の買い増しを検討していると報じられたことが買いを誘った格好だが、中でコナミグループは先日、野村証券が投資判断「Buy」を継続し、目標株価を1万3500円から1万5700円に引き上げたことも評価材料となっているようだ。

また、東北大学病院などと東北発の医療学習プラットフォーム構築に関する取り組みを開始すると発表したテンダ<4198>も買われた。

ほか、サンリオ<8136>やタカラトミー<7867>、エイベックス<7860>などが年初来高値を更新した。

半面、総務省の「地域おこし協力隊の戦略的広報」に係る総合企画・運営事業の受託を材料に先週買われたカヤック<3904>は利益確定の売り物に押され、『Wizardry Variants Daphne』の正式リリース日決定を材料に先週買われたドリコム<3793>も反落した。

IGポート<3791>は続落し、終値ベースで9月9日以来の2000円台割れとなった。

株式会社テンダ
https://www.tenda.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社テンダ
設立
1995年6月
代表者
代表取締役会長 取締役会議長 小林 謙/代表取締役社長CEO 薗部 晃
決算期
5月
直近業績
売上高51億7500万円、営業利益5億4500万円、経常利益5億4700万円、最終利益3億4100万円(2024年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4198
企業データを見る
コナミグループ株式会社
http://www.konami.com/

会社情報

会社名
コナミグループ株式会社
設立
1973年3月
代表者
代表取締役会長 上月 景正/代表取締役社長 東尾 公彦
決算期
3月
直近業績
売上高3603億1400万円、営業利益802億6200万円、最終利益591億7100万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム(ロンドン証券取引所にも上場)
証券コード
9766
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