【ゲームエンタメ株概況(10/11)】今期大幅増益見込み&自社株買い発表でSHIFTが大幅続伸 業績予想減額の松竹が後場急落 シリコンスタジオも反落
10月11日の東京株式市場では、日経平均は3日続伸し、前日比224.91円高の3万9605.80円で取引を終えた。前日に好決算と増配を発表したファーストリテイリング<9983>が買われて指数を押し上げた。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業94銘柄のうち、上昇は32銘柄(34%)、下落は58銘柄(62%)、変わらずは4銘柄(4%)で、下落した銘柄の方が多かった。
中で、テンダ<4198>が大幅反発し、終値ベースで4ケタ大台乗せを示現したほか、ビーグリー<3981>やアピリッツ<4174>が買われた。
また、決算関連では今期の大幅な増益見通しを打ち出したSHIFT<3697>が、自社株買いの発表も相まって大幅反発した。
トーセ<4728>は2024年8月期決算は赤字計上となったものの、今期の黒字回復予想もあってしっかりとした推移となった。
半面、後場場中に通期の業績予想の下方修正を発表し、経常利益と最終利益が赤字転落の見通しとなった松竹<9601>が後場に入って急落し、1万円大台を割り込んだ。
前日10月10日に第3四半期決算を発表するとともに、2024年11月期通期の連結業績予想の下方修正を発表したシリコンスタジオ<3907>も反落した。
マイネット<3928>は今期2度目となる業績予想の上方修正を発表したものの、利益のみ第3四半期時点での超過達成分を上乗せしただけにとどまり、市場の期待に届く内容ではなかったとの見方から売り物に押される展開となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社SHIFT
- 設立
- 2015年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 丹下 大
- 決算期
- 8月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3697
会社情報
- 会社名
- シリコンスタジオ株式会社
- 設立
- 2000年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 梶谷 眞一郎
- 決算期
- 11月
- 直近業績
- 売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3907
会社情報
- 会社名
- 松竹株式会社
- 設立
- 1920年11月
- 代表者
- 代表取締役会長 会長執行役員 迫本 淳一/代表取締役社長 社長執行役員 髙𣘺 敏弘/代表取締役 副社長執行役員 武中 雅人
- 決算期
- 2月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9601