マイネット、子会社Digonが内製化支援コンサルティングサービスを開始 内製化による企業のコスト削減と品質向上を実現

  • マイネット<3928>は、コンサルティング事業を行う子会社Digonが内製化支援コンサルティングサービス「In-House Transformation コンサルティング」(以下「IHXコンサルティング」)を開始したことを発表した。

    「IHXコンサルティング」は、企業がITシステムの開発、構築、運用を内製化するプロセスを全面的にサポートするコンサルティングサービス。内製化の利点を最大限に引き出し、企業の競争力を強化することを目的としている。

    ■提供開始の背景
    現在、多くの企業がデジタルトランスフォーメーション(DX)の必要性を感じており、外部委託ではなく内製化によって迅速かつ柔軟な対応を目指している。特に、日本企業では外部委託によるコミュニケーションの遅延や品質管理の難しさが課題となっており、これを解決するために内製化の重要性が高まっている。

    実際に、アメリカでIR分野のリサーチや戦略アドバイスを行うGartner(ガートナー社)の調査では、企業の方針が内製化の方向という回答は54.4%、外製化の方向にあるという回答が35.4%となり、内製化の方が高い割合を示すなど、内製化の方向が外製化を上回る結果も示されている。

    内製化によって、企業は技術的な競争力を強化し、コスト削減と品質向上を実現することが期待されている。このような市場のニーズに応えるかたちで、Digonは「IHXコンサルティング」を提供することとなった。

    市場の動向として、内製化は企業の競争力を高める鍵とされており、コスト削減、品質向上、技術力の強化が求められている。IHXCを導入することで、企業は外部委託に伴うコストやリスクを削減し、内部リソースの最大活用を図ることができる。

    ■サービスの特徴
    1.初期診断と戦略立案
    企業の現状を徹底的に分析し、内製化の可能性とリスクを評価します。長期的な視点での内製化戦略を立案し、具体的なロードマップを提供する。

    2. スキルギャップ分析とトレーニングプログラム
    社員のスキルレベルを評価し、内製化に必要な技術や知識のギャップを特定する。個別にカスタマイズされたトレーニングプログラムを提供し、社員のスキルアップを図る。

    3. アジャイル開発支援
    アジャイル開発手法を導入・定着させるためのサポートを行う。スクラムマスターやプロジェクトマネージャーの育成、アジャイル開発のベストプラクティスの導入支援を行う。

    4. ツールとインフラの選定・導入支援
    内製化に必要なツールやインフラの選定をサポートし、クラウドサービス、CI/CDツール、バージョン管理システムなどの導入支援を行う。

    5. 継続的な改善とサポート
    内製化プロジェクトの進捗を定期的に評価し、改善提案を行う。専門家による定期的なコンサルティングや技術サポートを提供する。

    ■提供するサービスパッケージ
    「IHXコンサルティング」では、顧客企業のニーズに合わせて、完全内製化と外部委託とのハイブリッドの2つのメニューを提供している。完全内製化は、全ての開発・運用プロセスを自社内で完結させるアプローチで、迅速な対応と高いコントロールを実現する。一方で、ハイブリッドモデルは、外部リソースと内部リソースを組み合わせ、柔軟な運用とリスク分散を図る。企業の状況や戦略に応じて、最適なアプローチを選択可能だ。

    ・スターターパッケージ
    初期診断と戦略立案、スキルギャップ分析

    ・エンハンスメントパッケージ
    トレーニングプログラム、アジャイル開発支援

    ・インテグレーションパッケージ
    ツールとインフラの選定・導入支援、継続的な改善とサポート

株式会社マイネット
http://mynet.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社マイネット
設立
2006年7月
代表者
代表取締役社長CEO 岩城 農
決算期
12月
直近業績
売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3928
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