テレビ朝日、『おぼっちゃまくん』人気再燃のインドで新作を制作!シナリオはかつて日本版を手掛けたシンエイ動画が担当

テレビ朝日は、ソニー・ピクチャーズ・ネットワークス・インディア(SPNI)とタッグを組み、『おぼっちゃまくん』の新作シリーズ(22分×26話/11分×52話)を共同制作する。

『おぼっちゃまくん』は、家の子女が通うエリート校に転校してきた世界的大富豪「御坊財閥」の跡取り息子・御坊茶魔の“華麗で波乱なる日々"を、ぶっ飛びまくったスケール&ギャグの応酬で描写したギャグアニメ。1989年~1992年にテレビ朝日系列で放送されると、「おはヨーグルト」、「そんなバナナ」など、茶魔が操る独特すぎる「茶魔語」も相まって、大ブームを巻き起こした。

そんな本作は現在、インドのキッズチャンネルで人気を博しており、新しいシーズンを熱望する声が上がったことで、新作の制作が決定した。
インド全土で来年、SPNI傘下のキッズ専門チャンネル「SONY YAY!」での放送が予定されている新シリーズ。シナリオはかつて日本版『おぼっちゃまくん』を手掛けたテレビ朝日のグループ会社「シンエイ動画」が作り、アニメ制作はインドで行うという形式で、両国のクリエイティブな強みを結集したエピソードを鋭意制作している。

そんな中、 フランス・カンヌで開催された世界最大級のテレビ・映像コンテンツの国際流通マーケット「MIPCOM2024」で、10月21日に『おぼっちゃまくん』のワールドプレミア上映を実施。新シリーズから選りすぐったエピソードを上映した後、SPNIとテレビ朝日、インドのアニメスタジオ「グリーン・ゴールド・アニメーション(Green Gold Animation)」とのトークセッションも行われた。

世界各地から集まったメディア関係者からは、他に類を見ない茶魔ワールドを楽しむとともに、インドの子どもたちの声からスタートした今回の新作制作への関心が多いに寄せられ、ワールドプレミアは大盛況のうちに幕を閉じた。

「おぼっちゃまくん」 / 「Obocchama-kun」

【話数】 22分×26話(1話が11分のエピソード段積み)
【原作】小林よしのり
【制作著作】 テレビ朝日

(C)1986 Yoshinori Kobayashi/TV Asahi

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