グリー、グループのライブサービスゲーム事業をWFSを中心に統合 「ポケラボ」はWFS傘下のブランドに コンシューマゲーム事業を集約したGREE Studiosも設立
グリー<3632>は、本日(11月14日)、さらなる事業推進とユーザー体験の強化を目的に、ゲーム・アニメ事業のWFS、ポケラボ、グリーエンターテインメントの3社のライブサービスゲーム事業を中心に統合し、2025年1月1日より、WFSにおいて事業運営していくことを発表した。
さらにコンシューマゲーム事業の「GREE Studios株式会社」(代表取締役社長:前田悠太)を11月1日付で新たに設立し、より強固な体制で事業推進を行う。
本組織変更により、これまでWFS、ポケラボ、グリーエンターテインメントの各社が培ってきたライブサービスゲーム領域の技術力や運営ノウハウをWFSに結集し、より質の高いライブサービスゲーム体験をユーザーに提供する体制を整える。事業運営の効率化と事業規模拡大により、競争力を高め、今後の市場ニーズに柔軟かつ迅速に対応することを目指す。
なお、本組織変更において、WFSを存続会社としてポケラボを吸収合併し、今後も「ポケラボ」はWFS傘下のブランドとして継続運営するほか、グリーエンターテインメントはアニメ製作・ゲームライセンス事業を中心としたIPプロデュースの会社として引き続き継続する。
また、現在コンシューマゲーム市場では、マルチプラットフォームプレイのさらなる進化がトレンドとなっており、国内外において今後一層の成長が期待されている。こうしたコンシューマゲーム市場に向けて、強固な事業基盤を構築し、同領域におけるグリーグループのユーザー層の拡大と事業成長を促進するため、WFSおよびポケラボが持つコンシューマゲーム事業を集約し、新たにGREE Studiosを設立した。
グリーグループは、ゲーム・アニメ事業の新体制において、より効率的な事業運営と質の高いコンテンツの提供に努め、今後もゲームの開発および運営に注力し、自社IPの創出とブランド価値の最大化に向けて積極的に取り組んでいくとしている。
【追記】
本件に関して11月14日付の「官報」に「吸収分割公告及び合併公告」が掲載されていた。
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632
会社情報
- 会社名
- 株式会社ポケラボ
- 設立
- 2007年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 前田 悠太
会社情報
- 会社名
- 株式会社WFS
- 設立
- 2014年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 柳原 陽太
会社情報
- 会社名
- グリーエンターテインメント株式会社
- 設立
- 2021年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 柿沼 洋平