『楽園追放』リバイバル上映の舞台挨拶が開催!虚淵玄は次回作について「全力を尽くして、最高のものに」
アニプレックスは、『楽園追放 -Impelled by 10th Anniversary-』について、11月17日(日)には、東京・新宿バルト9にて、メインスタッフが10年ぶりにそろう舞台挨拶を実施した。
本作は、2014年に公開した虚淵玄(ニトロプラス)×水島精二 初のオリジナル劇場作品『楽園追放 -Expelled from Paradise-』を、2週間限定でリバイバル上映するという企画。
舞台挨拶の出演者は、監督・水島精二さん、脚本・虚淵玄さん、キャラクターデザイン・齋藤将嗣さん、プロデューサー・野口光一さんのメインスタッフ4名が集結。10年ぶりのリバイバル上映にも関わらず、昨日11月16日に開催されたキャスト陣による舞台挨拶同様、会場には満員となるファンが詰めかけた。冒頭で本日を迎えた感想を聞かれ、水島監督は「10年という時間が経ち、リバイバルで上映してもらえて嬉しい。感無量です」虚淵さんも「何より10年経っても、まだ席が埋まってくださるのは本当に感謝」と感想をコメントした。
次に、当時の振り返りトークに入っていく。制作の思い出として、虚淵さんからは「CGでフルアニメはチャレンジ、ハードルだった時代」とまだ制限が多くあった時代だった点、齋藤さんからもディンゴのキャラクターデザインに検討を重ねた点、野口プロデューサーからは「アニメ本編最後のシーンを入れる入れないで監督とやり取りがあった」等の制作秘話が語られた。
次に本作の魅力に改めて触れ、水島監督からは「がむしゃらに、良いものを作ろうとしたスタッフの力量。10年経っても見応えがある」虚淵さんからは「シンプルさ。どストレートな物語を作っていこうという意識や骨太な単純さが、時代を超えて普遍性をもってくれた」、話を受けて野口さんからも「CGアニメーションをジャンルとして成立させたいという想いがあった」と各スタッフを集めた思い出を振り返った。
続いて、『楽園追放-Expelled from Paradise-の公開10周年』を盛り上げる取り組みとして東京藝術大学出身のクリエイターが「楽園追放」から着想を得たプロモーション映像を披露。映像を制作された東京藝術大学出身クリエイターの長坂康平さん、増田優太さん、松本伊代さんも登壇し、それぞれの映像のこだわりポイントを解説した。
リバイバル上映追加入場者プレゼント決定!
そして、お知らせコーナーでは、本上映の好評を記念して追加入場者プレゼントが決定したことが告知された。メモリアルブックの表紙にもなっているキャラクターデザイン・齋藤さん描き下ろしアンジェラのステッカーが、11月22日(金)より配布開始となる。また昨日11月16日に公開となった新しいビジュアルにも描かれている新キャラクターの名前が「ペネム」であることにも触れていた。
エンディングのコーナーでは、次回作についても、虚淵さんから「全力を尽くして最高のものにしようと頑張ってますので、ご期待ください。」と、観客へのメッセージがあり、トークイベントは終了となった。リバイバル上映は、11月28日(木)まで実施中。
©東映アニメーション・ニトロプラス/楽園追放ソサイエティ
©東映アニメーション・ニトロプラス/楽園追放ソサイエティ2
会社情報
- 会社名
- 東映アニメーション株式会社
- 設立
- 1948年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高671億1700万円、営業利益177億7200万円、経常利益203億円、最終利益145億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4816
会社情報
- 会社名
- 株式会社アニプレックス
- 設立
- 1995年9月
- 代表者
- 岩上敦宏
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- ・売上高:2062億2200万円(前の期比36.6%増)
・営業利益:534億5300万円(同81.9%増)
・経常利益:537億5100万円(同84.2%増)
・最終利益:369億3600万円(同100.5%増) - 上場区分
- 未上場
会社情報
- 会社名
- 株式会社ニトロプラス
- 設立
- 2000年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 小坂 崇氣