任天堂、DeNAや京都銀行などの保有する株式3269万7900株の売出しを発表 立会外取引で1400万株の自社株買い&消却も

任天堂<7974>は、2月27日、普通株式の売出しと自己株式の取得、そして取得した自己株式の全株式消却を行うとと発表した。一部株主からの売却意向を確認したことを受け、政策保有株式の取り組みの一環として売出しを決定し、株主層の拡大と多様化を図る。
■引受人の買取引受による売出し
売出株式の種類および数は、任天堂の普通株式3269万7900株である。これは、野村信託銀行(退職給付信託三菱UFJ銀行口)、京都銀行、ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>、およびりそな銀行が保有する一部株式を含む。
・野村信託銀行(退職給付信託三菱UFJ銀行口)の売出株式数は1614万9900株。
・京都銀行の売出株式数は1000万株。
・ディー・エヌ・エーの売出株式数は600万株。
・りそな銀行の売出株式数は54万8000株。
売出方法は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、モルガン・スタンレーMUFG証券、およびSMBC日興証券を共同主幹事会社とする引受団に全株式を買取引受けさせた上で売出す。売出価格は、売出価格等決定日(3月9日から3月12日の間のいずれかの日)の東京証券取引所における終値に0.90~1.00を乗じた価格を仮条件として、需要状況を勘案し決定する。売出価格等決定日の翌営業日からその2営業日後までが申込期間となり、受渡期日は売出価格等決定日の5営業日後の日である。申込株数単位は100株。
■オーバーアロットメントによる売出し
これに加え、オーバーアロットメントによる売出しとして、野村證券が任天堂株主から上限490万4600株を借り入れて売出しを行う。この売出株式数は上限であり、需要状況等により減少する場合や、全く行われない場合がある。売出価格は、引受人の買取引受による売出しの売出価格と同一とする。
■自己株式の取得と消却
取得株式の総数1400万株、取得価額の総額1000億円をそれぞれ上限とする自己株式の取得と、取得した自己株式の全株式消却を実施する。自己株式の取得は、3月3日から3月4日までの期間に自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による実施を決定している。この自己株式取得に伴い、引受人の買取引受による売出株式数やオーバーアロットメントによる売出株式数が減少する可能性がある。
・取得対象株式の種類: 普通株式
・取得し得る株式の総数: 上限1400万株(発行済株式総数に対する割合 1.20%)
・株式の取得価額の総額: 上限1000億円
・取得期間: 2026 年 3 月 3 日~3 月 4 日まで
・取得の方法: 株式会社東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による買付け
任天堂は、この株式売出しを通じて株主層の拡大および多様化を目指す。また、売出人である京都銀行、ディー・エヌ・エー、りそな銀行、野村信託銀行(退職給付信託三菱UFJ銀行口)は、売出価格等決定日から受渡期日の180日目の日まで、共同主幹事会社の事前の書面による同意なしには、任天堂株式の売却等を行わないとするロックアップに合意している。任天堂も同様に、ロックアップ期間中、共同主幹事会社の事前の書面による同意なしには、株式の発行などを行わない旨で合意したという。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1639億9700万円、営業利益289億7300万円、税引前利益318億1700万円、最終利益241億9300万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆1649億2200万円、営業利益2825億5300万円、経常利益3723億1600万円、最終利益2788億600万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974




