マイクロソフト、AI研究とイノベーションの推進のため東京に新たな研究拠点「マイクロソフトリサーチアジア東京」を設立

マイクロソフトは、本日(11月18日)、アジア太平洋地域における人工知能(AI)研究とイノベーションの推進を強化するため、東京に新たな研究拠点である「Microsoft Research Asia-Tokyo(マイクロソフトリサーチアジア東京)」を設立したことを発表した。

この戦略的拠点拡大は、人類の利益のために科学技術を進展させるというマイクロソフトリサーチの使命において重要な一歩としている。

東京ラボは、embodied AI、ウェルビーイング&ニューロサイエンス、societal AI、インダストリーイノベーションなど、日本の社会経済的優先事項に即した重要な分野に焦点を当てる。これらの研究活動は、先端技術を活用して社会の進歩を促し、地域のイノベーションエコシステムに貢献することを目指している。

▼マイクロソフトコーポレーション 最高技術責任者 Kevin Scott(ケビン スコット)氏コメント
「日本では何世紀にもわたって革新と匠の技による素晴らしい伝統が育くまれ、力強くエンジニアリングと研究文化を支えてきました。私たちは、この長い日本の伝統が息づく東京に、研究拠点を構えることができることを光栄に思います。マイクロソフトリサーチアジア東京の設立は、最先端の研究と AI イノベーションを推進するという我々のコミットメントを象徴する重要なマイルストーンです。このラボは、societal AI や embodied AI といった分野で進展を生み出し、それぞれの場所における課題に取り組み、世界規模の技術革新に寄与する役割を担います」

▼東京ラボ責任者 松下康之博士コメント
「AI の急速な進化に伴い、地域的そして世界的に意味のある貢献ができる大きな機会があります。東京は技術革新と協力の中心地です。私たちの東京ラボは、日本が誇る豊かな才能と多様な視点を活かし、学術界と産業界の最高の頭脳を結集して革新的な解決方法を追求してまいります」

▼MSR Asia コーポレートバイスプレジデント Lidong Zhou (リドン ジョウ) 博士コメント
「東京ラボの設立は、マイクロソフトリサーチ (MSR) のグローバルな拡大と日本との長年にわたる協力関係の賜物です。日本との協力は 2005 年の Mt. Fuji プログラムから始まり、MSR Asia は日本の学術界およびイノベーションコミュニティと深く意義のある関係を築いてきました。研究協力や人材育成、学術交流を促進し、この基盤のもとでさらなるイノベーションを共に推進できることを楽しみにしています」

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