ブロードバンドタワー<3776>の第1四半期(7-9月期)の連結業績は、売上高35億1400万円(前年同期比25.1%増)、経常利益2億1700万円(同255.9%増)、四半期純利益1億9200万円(同470.8%増)となりました。
同社では、フレックスホスティングなど付加価値の高いサービスで既存顧客の拡大及び新規顧客の獲得に成功したほか、ECシステム構築支援・運用サービスについても有名ブランドの獲得など新規顧客の獲得が進み、売上は前年同期比25%を超える伸びになったとしています。利益面では、前期から行っているデータセンターに係るコスト削減施策が奏功した、とのこと。
なお、クラウド関連サービスへの取り組みについては、SaaS事業者を対象にした「Flex-AC」や、顧客のPC環境をクラウド化するシンクライアント技術を応用した「Flex-Enterprise」を行ってきましたが、さらにオープンソースによるエンタープライズ指向のクラウドサービス「Flex Cloud」によって、クラウドコンピューティング市場に本格参入する準備を進めているそうです。
2011年6月通期では、売上高142億円(前期比10.8%増)、経常利益7億3000万円(同3.7%増)、当期純利益2億3000万円(同21.5%減)を見込んでいます。