gumi<3903>は、この日(12月11日)、第2四半期の決算発表において、ブロックチェーンゲームのパイプラインを7本から4本に減らしたことを明らかにした。3本のうち、1本はリリース済みの『エルゴスム』で、その他の2本については開発中断に至った、としている。中断したのは、協業タイトルと、他社有力IPを活用したタイトルだったそうだ。
同社では、昨今のブロックチェーンゲームの市場環境を踏まえ、パイプラインの見直しを行った、としている。開発プロジェクトを絞り、『ブレイブ フロンティア バーサス』を大ヒットさせることに経営資源を集中することにしたという。
『ブレイブ フロンティア バーサス』は、OSHI3第2弾タイトルとして投入する。トレーディングカードゲームの楽しみを全て網羅したもので、ゲームプレイヤーを推すe-Sportsゲームとして開発中。Sui Foundationとの共同開発となるという。
また、『TOKYO BEAST』も開発中だ。TOKYO GameFi(旧CA GameFi)より取得した関連資産に加えて、同社の知見も活用のうえで開発している。OpenAI最高経営責任者であるサム・アルトマン氏が共同創業者兼会長を務めるWorldプロジェクトの主要企業であるTools for Humanityとパートナーシップを締結した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903