LINEヤフーとLINEヘルスケア、オンライン診療「LINEドクター」のサービスを2025年6月10日をもって終了

LINEヤフー<4689>とLINEヘルスケアは、オンライン診療「LINEドクター」のサービスを2025年6月10日をもって終了することを発表した。

また、併せて、「花粉症＠LINEヘルスケア」など疾患啓発や治療継続に向けた「疾患啓発アカウント」も順次終了する。

オンライン診療「LINEドクター」は、ユーザーが最適な診療手段を選択できる世界を目指し、2020年12月に先行提供を開始した。2022年12月には処方薬の配送サービスをスタートし、2023年10月には処方薬の受け取り方法に「登録薬局での対面受け取り」機能を追加するなど、幅広い場面でオンライン診療を活用いただけるようサービスを拡充してきた。これらの取り組みにより、新型コロナウイルスによる発熱や花粉症への対応など、さまざまな用途で多くのユーザーが利用してきた。

LINEヤフーは、グループシナジーの拡大に向け、グループ内で重複している事業領域を一本化するなど、中核事業へのリソース投下を目的とした選択と集中を進めている。LINEヤフーグループとして、市場のニーズに応え、ユーザーに選んでもらえるサービスを提供していくために最適な経営資源の配分を検討した結果、「LINEドクター」ならびに「疾患啓発アカウント」を終了することを決定した。

なお、「LINEドクター」のユーザーのは、LINEヤフーが属するソフトバンクグループであるヘルスケアテクノロジーズが提供する、「HELPOドクター」LINE公式アカウントを￥￥内していく。「HELPOドクター」は、「LINEドクター」と同じくオンライン診療などさまざまな機能を提供する。また、LINEヤフーでは、引き続き医療機関や薬局などヘルスケア領域のクライアントに向け、マーケティングソリューションの提供を拡充していく。