マーベラス、『iGi indie Game incubator』第5期生の募集開始　年明けには説明会をオフラインで開催

マーベラス<7844>は、『iGi indie Game incubator(略称:iGi [イギ])』第5期生の募集を12月17日より開始した。また、『iGi』は第5期の開始にあたって、より多くのインディーゲームクリエイターに『iGi』のプログラム内容を理解してもらうため、メンターや卒業生との対談を含む説明動画の公開や、オフライン説明会を開催することも決定した。

『iGi』は、日本のインディーゲーム育成プロジェクトのパイオニアとして2021年2月に発足した。マーベラスが主催し、プログラム構築協力でスペイン・バルセロナの「GameBCN」と提携を行い、プログラム運営にはヘッドハイ、ルーディムスの2社の協力のもと、これまで4期に渡って採択した計22組のゲームクリエイターの支援を行ってきた。国内外の協賛協力パートナーは21社・2団体に及び、インディーゲームの活動に関わる25名以上のメンター(各分野の専門家)陣が支援を担当する、クリエイターファーストのエコシステム構築を目指す無償のプログラム。

全体で約400時間に及ぶメンタリング等を実施し、より良い条件のパブリッシャー契約を獲得するためのプレゼン方法、デモゲームのブラッシュアップ、ゲーム開発者・チームとして事業を行っていくためのノウハウ等を提供する。

第4期では、今年7月に京都で開催した日本最大級のインディーゲームの祭典である「Bit Summit Drift」において、『iGi』第4期生の採択作品である『MotionRec』が「ゲーム・デザイン最優秀賞」にノミネートされ、第2期生の採択作品『SONOKUNI』が「オーディオ・デザイン最優秀賞」「Video Games Chronicle賞」をW受賞。さらに「東京ゲームショウ2024」では「Selected Indie 80」(応募のあった973作品から約80作品が選出され、無料出展できる主催者企画)に『iGi』卒業生からも4組が選出した。その中で第1期生のNao Gamesによる『Last Standing』はSOWNファイナリストにも選ばれ、新旧を問わず『iGi』の採択チームが多くの注目を浴びた。

また、今年は経済産業省が主催し読売広告社が事務局として実施するデジタル等クリエイター人材創出事業『創風』における「ゲーム事業」部門の運営者として『iGi』が参画し、『iGi』第4期生および『創風』採択者と合「東京ゲームショウ2024」に出展した。

■『iGi』第5期募集概要

【応募資格】
・コアとなるメンバーが18歳以上、日本在住の日本語話者であること
・バーティカルスライス(ゲームのコアとなる要素が確認できるデモゲーム)が動作すること(企画書のみは不可)
・パブリッシャーなどの企業とゲームの販売に関する契約書を交わしていない事(交渉中、は可能)
・週3-4時間程度のトレーニング(オンライン)に参加できること
・月2回のスプリント(開発進捗報告、オンライン)に参加できること
・英語能力不問、ただしプログラム内では、英語プレゼン(カンペ読み可)の訓練がある
・半年間オンラインのメンターセッションやトレーニングセッションに参加できること
※他インディーゲームプログラムとの同時参加可能だが、上記のすべてのセッションに参加してもらう。

【応募期間】
2024年12月17日～2025年2月17日

【応募方法】
『iGi』公式HPより
https://igi.dev/

■『iGi』説明会オフライン開催に関して

【内容】
・『iGi』で学ぶインディーゲーム開発に関して
・『iGi』卒業生・運営・メンターによるインディーゲーム開発に関するトークセッション
・質疑応答
・卒業生作品のデモ実機プレイ

【説明会概要】
日時:2025年1月17日18:00～19:30※入場開始17:45
場所:404NOT FOUND |404PARK(SHIBUYA SAKURA STAGE)※オフライン開催
住所:東京都渋谷区桜丘町1-4Shibuya Sakura Stage SHIBUYA SIDE4F

▼予約フォーム
https://form.marv.jp/m/igi5th_seminar0117

※要予約
※参加費無料

■説明動画に関して

オフライン説明会の日程が合わない方や、来場することが難しい人のために、説明動画を別途用意したという。。

【内容】
・『iGi』の概要
・卒業生・運営・メンターによるQ&Aトークセッション

【視聴URL】