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GENDA<9166>は、本日(12月24日)、外貨両替機事業などを運営するアクトプロの発行済み株式の29.3%に当たる14万6446株を2025年3月3日付で取得し、その後に簡易株式交換による完全子会社化を実施することを発表した。
株式の取得価額は15億7400万円。その後、実施する簡易株式交換の交換比率は1対3.94で、アクトプロの普通株式1株に対して、GENDAの普通株式3.94株を割当交付する。割当交付する普通株式は139万3002株となり、同社は新規の株式139万3002株の発行を行い、割当交付する予定だ。
アクトプロは、外貨両替機のパイオニアとして、インバウンドの国内観光を支えるプラットフォームである外貨両替機「SMART EXCHANGE」を650ヵ所以上に設置している。「SMART EXCHANGE」は、10ヵ国語(一部機器4ヵ国語)、世界12地域通貨に対応しており、両替の自動化、省スペース、利便性などを実現し、駅や空港、ホテル、店舗などで、インバウンドの即時の現金需要に対応している。外貨両替機は設置施設への集客効果をもたらすと同時に、周辺エリアでの購買活動を促進する役割も果たしている。
同社が展開するアミューズメント施設においても、インバウンド客の多い「GiGO 大阪道頓堀本店」「GiGO 秋葉原3号館」「GiGO 渋谷宮益坂」や「GiGO 福岡天神」など、全国14店舗に設置している(2024年11月末時点)。
外貨両替機事業は、同社が展開中のミニロケとビジネスモデルが類似しており、ノウハウの共有などによりアクトプロと同社双方の利益の伸長が期待できるとしている。
なお、この子会社化に伴うGENDAの2025年1月期連結業績および財務状況に与える影響については、軽微である見込みだが、事業の大幅な状況変化により財務的影響が生じる場合には、明らかになった時点で速やかに開示するとしている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社GENDA
- 設立
- 2018年5月
- 代表者
- 代表取締役会長 片岡 尚/代表取締役社長 申 真衣
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高556億9700万円、営業利益53億7000万円、経常利益52億1600万円、最終利益41億7800万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 9166