『ポケポケ』首位独走が続くかに見えたが『FGO』が止めた　24年12月21日~27日のGoogle Play売上ランキング振り返り

2024年12月21日~12月27日のGoogle Play売上ランキング上位の状況を振り返っていこう。まず、首位争いから見ていくと、『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』が12月21日から25日まで首位をキープしたものの、週後半に『Fate/Grand Order(FGO)』がポジションを奪って1週間を終えた。

平日朝の状況は以下のとおり。

■2024年12月23日(月)
■2024年12月24日(火)
■2024年12月25日(水)
■2024年12月26日(木)
■2024年12月27日(金)

■2024年12月23日(月)

12月23日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、ポケモンとDeNA<2432>、クリーチャーズの『Pokémon Trading Card Game Pocket』が首位に立った。

トップ10圏内では、Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』が6位に浮上してきた。『ウマ娘』は、12月19日12時より、新登場の育成ウマ娘「★3[蒼炎の誉]グラスワンダー」が登場した「ピックアップ プリティーダービーガチャ」と、「クリスマス特別セレクトピックアップ サポートカードガチャ」を開始していることが売上に大きく寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、ガンホー<3765>の『パズル&ドラゴンズ』が続く7位に上昇してきた。『パズドラ』は、12月20日より、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」「ゴブリンスレイヤー」「転生賢者の異世界ライフ」の3タイトルから人気のキャラクターたちが登場する「GA文庫」コラボを実施していることが今回の順位上昇につながっているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、Yostarの『アズールレーン』や、バンダイナムコエンターテインメントの『転生したらスライムだった件 魔王と竜の建国譚』などがトップ30圏内に入ってきた。

■2024年12月24日(火)

12月24日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、ポケモンとDeNA<2432>、クリーチャーズの『Pokémon Trading Card Game Pocket』が首位をキープした。

上位陣の動きが少ない中で、Yostarの『アズールレーン』が前日の14位から11位に上昇し、トップ10に迫った。『アズールレーン』は、12月19日のメンテナンス後より、期間限定イベント「星降る夕影の残光」を開催するとともに、新規UR艦船「フリッツ・ルメイ」などが登場する期間限定建造を実施していることが売上に寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、バンダイナムコエンターテインメントの『転生したらスライムだった件 魔王と竜の建国譚』が前日の24位から16位へと浮上してきた。『まおりゅう』は、12月20日より、アニメ「葬送のフリーレン」とのコラボを開始しており、「葬送のフリーレンコラボ 超魔王竜祭 Part.1 スカウト」に「[葬送]フリーレン」と「[勇者]ヒンメル」が登場していることなどが今回の順位上昇の原動力となっているもようだ。

出所：Sensor Tower

■2024年12月25日(水)

12月25日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、ポケモンとDeNA<2432>、クリーチャーズの『Pokémon Trading Card Game Pocket』の首位が続いた。

ランキングの動きで目立ったのは、前日の29位から19位に上昇したYostarの『ブルーアーカイブ』だ。『ブルーアーカイブ』は、12月18日11時より、★3「ユウカ(体操服)」と★3「マリー(体操服)」が登場する期間限定復刻ピックアップ募集と、★3「ハルナ(体操服)」が登場する復刻ピックアップ募集を開催していることが売上に寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、NHN PlayArtとドワンゴの『#コンパス 戦闘摂理解析システム』が30位とトップ30圏内に復帰した。『#コンパス』は、12月23日より、テレビアニメ「HUNTER×HUNTER」とのコラボを開催しており、新コラボヒーローとして「ゴン」と 「キルア」が参戦していることがここからどこまで順位を押し上げるのか、その動向が注目されるところ。

出所：Sensor Tower

ほか、37Gamesの『日替わり内室』がトップ30に復帰した。

■2024年12月26日(木)

12月26日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、ポケモンとDeNA<2432>、クリーチャーズの『Pokémon Trading Card Game Pocket』が首位をキープした。

ランキングの動きで目立ったのは、前日の37位から21位に飛び込んできたバンダイナムコエンターテインメントの『ONE PIECE バウンティラッシュ』だ。『バウンティラッシュ』は、11月23日より、超レジェンダリーキャラ「伝説の英雄 モンキー・D・ガープ」が新登場した「【6thアニバーサリー】超バウンティフェス」を開催していることが売上に大きく貢献しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、前日に30位とトップ30圏内に復帰したNHN PlayArtとドワンゴの『#コンパス 戦闘摂理解析システム』が16位とさらに大きく順位を上げてきた。12月23日から実施中のテレビアニメ「HUNTER×HUNTER」とのコラボで、新コラボヒーローの「ゴン」と 「キルア」が参戦していることが、引き続き順位上昇の原動力となっているもようだ。

出所：Sensor Tower

ほか、Joy Nice Gamesの『キノコ伝説』がトップ30に復帰した。

■2024年12月27日(金)

12月27日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、FGO PROJECTの『Fate/Grand Order』が首位に立った。

『FGO』は、12月25日より、期間限定イベント「スペース･ファンタズムーン アナザー･クリスマス 真夜中のこんふぁんた」を開始するとともに、新登場の期間限定サーヴァント「★5(SSR)ファンタズムーン」がピックアップ対象となった期間限定「スペース･ファンタズムーン アナザー･クリスマス ファンタズムーンピックアップ召喚」を実施していることが首位獲得の原動力となったようだ。

出所：Sensor Tower

また、HoYoverseの『崩壊：スターレイル』が前日の34位から4位に急浮上してきた。『崩壊：スターレイル』は、12月25日より、限定星5キャラクター「帰忘の流離人」（CV:高田憂希）が登場したイベント跳躍「遥かな帰路」を開催していることなどが今回の順位上昇につながっているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、レベルファイブとNHN PlayArtの『妖怪ウォッチ ぷにぷに』と、バンク・オブ・イノベーション<4393>の『メメントモリ』がトップ30に復帰した。

※本サイト（gamebiz）の朝の定点観測となるストアランキングの記事は、本年（2024年）は今回が年内最後の掲載となります。次回は2025年の1月6日以降からの掲載を予定しています。本年もありがとうございました。