【ゲームエンタメ株概況(12/30)】ゲーム事業の好調を材料にDeNAが連日の高値更新　国内証券が目標株価を引き上げのKADOKAWAは小反発

2024年の大納会となる12月30日の東京株式市場では、日経平均は4日ぶり反落し、前日比386.62円安の3万9894.54円で取引を終えた。前週末の米国市場安を受けて、値がさ株などへの売り物が先行し、下げ幅は一時400円超に達した。

そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は46銘柄(48%)、下落は47銘柄(49%)、変わらずは3銘柄(3%)で、わずかに下落した銘柄の方が多かった。

中で、ゲーム事業の好調を材料にDeNA<2432>が連日の年初来高値更新となったほか、バンク・オブ・イノベーション（BOI）<4393>やアルファポリス<9467>なども年初来高値を更新した。

クルーズ<2138>は、変わらずを挟んでの8日続落による下げへの反動もあって続伸した。

ほか、テンダ<4198>やHEROZ<4382>なども買われた。

東海東京証券が投資判断「アウトパフォーム」を継続し、目標株価を4230円から4640円に引き上げたKADOKAWA<9468>は小反発した。

半面、前日までの5日続伸の反動でサイバーステップ<3810>が6日ぶりに反落した。アクセルマーク<3624>も同様に5日続伸の反動からこの日は反落した。

オルトプラス<3672>やgumi<3903>なども安い。