1月7日の東京株式市場は反発。日経平均株価は、前営業日比776円25銭高の4万0083円30銭でこの日の取引を終えた。米国市場で半導体関連が買われた流れを引き継ぎ、国内半導体関連が指数の伸びをけん引した。一時981円75銭高の4万0288円80銭まで買われる場面があった。
【主要指数】
・日経225:4万0083.30(+776.25)
・TOPIX:2786.57(+30.19)
・ドル/円:157.70(+0.07)
・ダウ:4万2706.56(-25.57)
・ナスダック:1万9864.98(+243.30)
・SOX:5310.14(+776.25)
こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は59銘柄(61%)、下落は30銘柄(31%)、変わらずは7銘柄(7%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。
年始ということもあって手がかり材料に乏しく、小動きに終止する銘柄が目立った。その一方で、大納会と前日で大きく下げた銘柄には自律反発的な買いが入ったものの、上値追いの動きは限定的だった。
個別では、サイバーステップ<3810>が反発。昨年末に暗号資産事業を手がかりに急騰した後、続落となっていたが、押し目買いが入った模様だ。GENDA<9166>も大幅高となった。
HEROZ<4382>が反発。エヌビディアやMicrosoftなどAIに関連した新情報を続々と発表したが、半導体関連株とともに、AIサービスを開発・提供する同社株も物色対象となったもようだ。CRI・ミドルウェア<3698>、セルシス<3663>、トーセ<4728>なども堅調。
サイバーエージェント<4751>が3日ぶりに反発。ジェフリーズ証券が投資判断を「Hold」から「Buy」に格上げし、目標株価も1000円から1330円に引き上げたことが材料視されたもよう。
他方、前日買われたまんだらけ<2652>が利益確定の売りに押された。同社株は、前日、月次売上高がプラスに転じたことを受けて買われていた。売買が活発になったアクセルマーク<3624>は反落、ネクソン<3659>も大幅続落。