【ゲームエンタメ株概況(1/8)】新作ゲームのティザーサイトと公式Xを公開したドリコムが大幅反発 アクセルマークは乱高下 オルトプラスは昨年来安値を更新
1月8日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比102.24円安の3万9981.06円で取引を終えた。利下げペースの鈍化観測から米国市場が下落した流れを受けて、国内市場も朝方から売り物が先行し、一時は下げ幅300円超に達した。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は27銘柄(28%)、下落は64銘柄(67%)、変わらずは5銘柄(5%)で、下落した銘柄の方が多かった。
中で、ドリコム<3793>が大幅反発した。ドリコムは、前日1月7日に新作ゲームのティザーサイトと公式Xを公開したことが市場の関心を集めたようだ。
また、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>やGENDA<9166>、カヤック<3904>などが買われ、サイバーエージェント<4751>は小幅ながら続伸した。
半面、子会社アクセルメディカの第二種医療機器製造販売業許可と体外診断用医薬品製造販売業許可の取得を材料に朝方に急騰したアクセルマーク<3624>は、買い一巡後に次第に値を崩し、後場に入るとマイナス圏に沈んだ。
ドリコムと同様に新作関連の情報が浮上したコロプラ<3668>も前場は買いが先行したものの、後場に入ると値を崩した。
ほか、オルトプラス<3672>が昨年来安値を更新し、gumi<3903>やエディア<3935>、サンリオ<8136>なども安い。
周辺株では、セルシス<3663>が大幅反落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793
会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高259億7500万円、営業損益12億800万円の赤字、経常損益9億4700万円の赤字、最終損益18億6600万円の赤字(2024年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668
会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高15億8400万円、営業損益3億500万円の赤字、経常損益2億5000万円の赤字、最終損益3億8800万円の赤字(2024年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624