サイバーステップ、11月中間決算は営業損失11億2400万円と前年同期9億0900万円から赤字幅拡大

サイバーステップ<3810>は、1月14日、2025年5月期 第2四半期累計の連結決算を発表し、売上高12億8600万円(前年同期比13.9%減)、営業損失11億2400万円(前年同期は9億0900万円の損失計上)、経常損失11億9400万円(同9億0100万円の損失計上)、最終損失8億0100万円(同8億4800万円の損失計上)だった。

・売上高:12億8600万円(同13.9%減)
・営業損失:11億2400万円(同9億0900万円の損失計上)
・経常損失:11億9400万円(同9億0100万円の損失計上)
・最終損失:8億0100万円(同8億4800万円の損失計上)

売上高では、マーチャンダイジング事業を着実に推進しているものの、売上強化及び収益に対する効果が出るには一定期間かかる想定としている。既存タイトルにおいては、「トレバ」を中心として、利用率及び継続率の向上を目的としたプロモーションや新規コンテンツの拡充等の施策を推進してきたが、収益への効果は想定より下回っている状況で推移しており、今後各種コンテンツのアップデート及び拡充等による早期での収益改善を図っていく。

コスト面では、既存タイトル及び新規タイトルに係る運営・開発費用等の見直しを中心とした全社的なコスト削減へ向けた施策を進めてきた。

セグメントごとの経営成績は次のとおり。

(オンラインゲーム事業)
オンラインゲーム事業は、主に「トレバ」を展開した事業。オンラインゲーム事業においては、外部顧客への売上高は11億4300万円(前年同期比20.2%減)、セグメント損失は2億3000万円(前年同期はセグメント損失3億8300万円)となった。

(エンターテインメント事業)
エンターテインメント事業は、主に音響制作及び声優プロダクション事業。エンターテインメント事業においては、外部顧客への売上高は1億4300万円(同128.0%増)、セグメント損失は5億4700万円(同セグメント損失ゼロ)となった。