double jump.tokyo、ポールトゥウィンHDから資金調達 「Web3トータルサポート(仮)」で業務提携も

double jump.tokyoは、ポールトゥウィンホールディングス<3657>から資金調達を実施したことを明らかにした。調達額などは不明。それに伴い、PHDの子会社で30年以上の運用経験と3万タイトル以上のデバッグ・ノウハウを持つポールトゥウィンとパートナーシップを組み、「Web3トータルサポート(仮)」を開始する。このサービスを活用することで、ブロックチェーン技術を使ったWeb3サービスやプロダクトの品質向上と開発プロセスの効率化、ユーザー体験の向上が期待される。
本サービスは、ブロックチェーンを活用したゲーム、プラットフォームや周辺機能開発に知見のあるdouble jump.tokyoと、品質保証、カスタマーサポート、ローカライズ等のゲームのクオリティ維持に欠かせない分野で実績・ノウハウを持つポールトゥウィンとで、スマートコントラクトのテストやゲームプレイの不具合検証、セキュリティリスクの確認など、幅広いサポートを提供する。2社のノウハウの融合により、Web3サービス・プロダクトをより高い品質基準でユーザーに提供することが可能となる、としている。
■「Web3トータルサポート(仮)」のサービス内容
・スマートコントラクトのテストと最適化:Web3コンテンツの安全性を高めるため、潜在的な脆弱性を検証する。
・機能不具合の検出と改善提案:バグの発見にとどまらず、修正案を含む具体的なソリューションを提示する。
・セキュリティリスクの評価:NFTなどのデジタル資産を保護し、信頼性の高い環境を提案する。
・ローカライズと多言語対応:グローバル市場での展開を見据えた多言語対応をサポートする。
今回、大手事業者と多数の実績を持つポールトゥウィンとの資本業務提携により、Web3サービスの品質向上を強力にサポートし、開発のリスク低減を図ることで、開発者が安心して革新的なサービス・プロダクトを提供できる環境を整えることを目指す。迅速かつ高品質なリリースを実現し、ユーザー体験を向上させることが期待できるという。
また、本パートナーシップの取り組みの第一弾として、セガ『三国志大戦』のIPを活用したWeb3ゲーム『魁 三国志大戦 -Battle of Three Kingdoms-』のゲーム品質、ユーザー体験の向上を図っている。本取組を皮切りにWeb3サービス・プロダクト全般のサポート体制を構築していく。

会社情報
- 会社名
- ポールトゥウィンホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役会長 橘 民義/代表取締役社長 橘 鉄平
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高522億2500万円、営業利益7億8600万円、経常利益7億5600万円、最終損益6億9200万円の赤字(2025年1月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3657
会社情報
- 会社名
- ポールトゥウィン株式会社
- 設立
- 1994年1月
- 代表者
- 代表取締役 CEO 橘 鉄平
会社情報
- 会社名
- double jump.tokyo株式会社
- 設立
- 2018年4月
- 代表者
- 代表取締役CEO 上野 広伸/代表取締役CTO 満足 亮