【ゲームエンタメ株概況(1/29)】ソニーグループが上場来高値を更新 カラオケ施設23店舗を取得のGENDAは続伸 国内証券が投資判断格下げのコーエーテクモHDは反落
1月29日の東京株式市場では、日経平均は4日ぶりに反発し、前日比397.91円高の3万9414.78円で取引を終えた。前日の米国市場高を受けて、国内市場も買い戻しの動きが広がった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は45銘柄(47%)、下落は45銘柄(47%)、変わらずは6銘柄(6%)で、売り買いが拮抗した形となった。
中で、セルシス<3663>やサン電子<6736>などの強さが目立ったほか、ソニーグループ<6758>が上場来高値を更新した。ソニーグループは、十時裕樹氏のCEO就任など新経営体制を発表したことなどが市場からポジティブに受け止められているようだ。
また、「カラオケ時遊館」を展開しているアトムからカラオケ施設23店舗を取得すると発表したGENDA<9166>が続伸した。
半面、岩井コスモ証券が同社の投資判断を「A」から「B」に格下げしたコーエーテクモHD<3635>は反落した。
有価証券報告書の訂正でSESC(証券取引等監視委員会)より6495万円の課徴金納付の勧告を受けたガーラ<4777>も安い。
前日1月28日に発表した第3四半期決算が原価・販売コストの上昇による利益率の低下や、コーポレートサービス事業の苦戦などにより、大幅な減益での着地となったSEH&I<9478>は3日ぶりに反落した。
そのほか、DLE<3686>やKLab<3656>などが売られた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ガーラ
- 設立
- 1993年9月
- 代表者
- 代表取締役 グループCEO キム・ヒョンス
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高14億9700万円、営業損益2億9600万円の赤字、経常損益2億6200万円の赤字、最終損益2億3000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4777
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758
会社情報
- 会社名
- 株式会社GENDA
- 設立
- 2018年5月
- 代表者
- 代表取締役会長 片岡 尚/代表取締役社長 申 真衣
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高556億9700万円、営業利益53億7000万円、経常利益52億1600万円、最終利益41億7800万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 9166