バンナムHD、第3四半期デジタル事業4271%増と大幅増益 『DBSZ』『学マス』『ELDEN RING』DLC貢献 前年の大幅減益からの反動の側面も
バンダイナムコホールディングス<7832>は、昨日2月5日、2025年3月期 第3四半期累計(24年4~12月)の連結決算を発表し、家庭用ゲームやネットワークコンテンツを提供するデジタル事業の業績について、売上高が前年同期比35.7%増の3570億2300万円、セグメント利益が同4271.2%増の705億9700万円と大幅な増益だった。
『DRAGON BALL』シリーズや『ONE PIECE』等の主力スマホゲームや『学園アイドルマスター』のほか、『ELDEN RING』の大型ダウンロードコンテンツ『ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE』や新作タイトル『ドラゴンボール Sparking! ZERO』がワールドワイドでヒットした、としている。
さらに前年同期である2024年3月期 第3四半期決算でセグメント利益が前年同期比96.5%減の16億1500万円と大きく落ち込んでいたことも大きい。前年同期に大きく収益貢献した『ELDEN RING』の反動減に加え、この期に投入したオンラインゲームの評価損、開発中のタイトルの処分損が計上されたため。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832