サイバーエージェント、CA Americaを同社グループが関わるアニメコンテンツのグローバルマーケティングに特化した子会社として新体制で始動

サイバーエージェント<4751>は、CyberAgent America(以下:CA America)をサイバーエージェントおよびサイバーエージェントグループが関わるアニメコンテンツのグローバルマーケティングに特化した子会社として、新体制(CEO and director:吉田将太)にて始動することを発表した。
近年、日本のみならず世界において、メディアミックス戦略を中心としたアニメビジネスは成長市場となっている。特に日本アニメ関連の国内・海外の市場合算は2023年で3兆3465億円(前年比14.3%増)と過去3年連続で過去最大を更新しており、同社においてもアニメへの出資・制作、グッズ企画・販売などに取り組んでいる。
また、サイバーエージェントのインターネット広告事業は、広告効果最大化を強みに国内トップクラスの規模を誇り、AI を活用したテクノロジーや3DCG等の最先端技術を駆使したクリエイティブ制作に強みを持っている。
これらの背景のもと、CA Americaは、サイバーエージェントのアニメ事業をグローバルで成功に導くため、各国におけるプラットフォームやメディアとの戦略的パートナーシップを強みに、国内外のマーケティング戦略設計、全世界を対象にローカライズしたコミュニケーション設計とプロモーションを実行する、サイバーエージェントが手掛けるアニメに特化したグローバルマーケティング組織として、以下を展開していく。
■主要事業内容
①Marketing Strategy Development
各国のメディアやプラットフォームとのパートナーシップにより、国内外で一気通貫したマーケティング戦略を策定、ブランドコントロールを行う。今後、各パートナーシップについても順次発表していく。
②Local Online/Offline Promotion & User Communication
各国のメディア、プラットフォームとのネットワークを活かし、地域ごとに異なるコンテンツ接触および情報摂取態度、メディア利用傾向に合わせて、コミュニケーション設計、クリエイティブやメッセージを開発。各国における言語対応はもちろん、SNSなど最適なメディアを通して、効果的にユーザーに情報を届けることができるマーケティング戦略設計、オンラインおよびオフラインにてプロモーション実行と運用を担う。
③Local Offline Marketing &Promotion
グローバルコンベンションやイベントへの出展のほか、体験を提供するオフラインプロモーションを通して、リアルでのファンコミュニケーションおよび情報発信を担う。
CA Americaでは、これらの事業内容により、顧客視点のマーケティング戦略からプロモーションの実行・運用に至るまで、従来の枠組みを超えたアプローチで、サイバーエージェントのアニメ事業の成功に導く活動を行っていく。
サイバーエージェントではアニメ事業のさらなる成長を目指すとともに、今後もアニメ業界およびエンターテインメント業界の発展に寄与する取り組みを進めて行く方針だ。
<CyberAgent America概要>
名称: CyberAgent America, Inc.
所在地: 44 Montgomery Street, San Francisco CA 94104
設立日:2008年2月7日
資本金: 417,000.63 USD
役員構成:
CEO and director Shota Yoshida
Director Takahiro Yamauchi, Tomohisa Nomura
事業内容:アニメのグローバルマーケティング
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高8740億3000万円、営業利益717億0200万円、経常利益717億4300万円、最終利益316億6700万円(2025年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751