【レポート】『モンスターハンターNow』Season 5「春陽薙ぐソードテイル」の詳細を公開! 追加モンスター「ディノバルド」&「アオアシラ」が登場!

Nianticは、2月14日、『モンスターハンターNow』新シーズンプレス向け説明会を開催した。当日は、『モンスターハンターNow』Season 5と『モンスターハンターワイルズ』コラボ 第二弾の概要を紹介。本稿では、その模様をレポートしていく。

イベントが始まると、まずはシーズンタイトルとそれに伴うキービジュアルを公開。Season 5は「春陽薙ぐソードテイル」。この名からも分かるように、追加モンスターとして斬龍「ディノバルド」が新たに登場することが発表された。


▲『モンスターハンターNow』ならではの春らしいポップなキービジュアルを目指し、新たな表現に挑戦しているとの話だった。

時期としては、3月に「ディノバルド」と「アオアシラ」が登場、4月に亜種モンスター、5月に古龍種モンスターが追加される。



ディノバルドは、尻尾の刃で大振りな攻撃を行ってくるのが特徴的なモンスターで、口で尻尾を加えて研ぐことで性能が変化する。そのため、尻尾の性質に合わせた立ち回りが必要になってくるようだ。

また、ディノバルドの素材を活かした防具には新スキル「力任せ」が付いており、「会心率が下がる代わりに攻撃力が上がる」という効果が付いている。Season4で実装された「凶会心」のスキルとも相性が良い内容となっている。


▲ディノバルトには☆5から挑戦可能。通常時は低確率で出現となっているが、シーズンスタート時のイベントでは高確率で出会えるようになっている。

アオアシラは、身体全体を大きく揺らして繰り出す爪攻撃が強力なモンスターで、尻もち攻撃もしてくるため後ろへの攻撃も油断ができない。

アオアシラの素材を活かした防具には新スキル「グループハント強化【攻撃】」が付いており、「グループハント時に自分の攻撃力が上がる」効果がある。仲間と一緒に狩りをする時に役立つものとなっている。


▲アオアシラには☆2から挑戦可能なため、ゲームを始めたばかりの新米ハンターの方でも挑みやすいモンスターとなっている。

次に、新たな重ね着を紹介。トレンチコートを主役にしたコーディネートの「フレンチカジュアル」や、シャツやスニーカーがポップな色合いとなっている「デニム」などが登場する。




さらに、今シーズンより新たな試みとしてモンスターをモチーフにした重ね着が登場。それぞれのモンスターによる特徴やパーツを現代的な衣装に落とし込んだ推しコーデとなっている。会場では、「クルルヤックモチーフ」と「ツィツィヤックモチーフ」の重ね着が紹介された。




続いて、武器種・一部スキルバランスの上方修正を行うことを発表。これは、武器種間のバランスを整えることを目的としており、各武器種が抱えている問題の解決に努めたり、効果を感じにくいスキルの効果を向上させることで魅力的な選択肢となるよう調整している。その際、各種SNSやコミュニティで得られたユーザーからのフィードバックも反映しているとのことだ。

今回のイベントでは、その中からいくつかの具体例をピックアップして紹介。

剣と盾を使った連続攻撃が特徴的な「片手剣」は、切断可能部位の破壊が難しいという課題を抱えていた。そこを補強するべく、【SP】ジャストラッシュコンボにて、タイミングよくタップすることで、威力を上げることができる調整を行った。

鬼人化状態の切り替え(スタミナ管理)が難しかった「双剣」は、SPボタン以外でも鬼人化を解除できるように操作を追加。また、鬼人化の直後に攻撃力の高い乱舞を繰り出せるようにしたほか、鬼人化状態を切り替えることで大きなダメージを与えられるように調整している。

「弓」は現状、溜め3の段階で放つのが最も威力が高く効率も良い状況だったため、溜め4が中々使われていなかった。これを解消するべく、溜め4で攻撃する際に威力が上がるように調整している。これで、最大まで溜めることでより高いダメージを与えられるように。また、連射矢は他の矢のタイプに比べて威力が低い傾向があったため、それぞれのレベルに合わせて矢の数を増やすことで対応しているという。



今回、紹介された他にもさまざまな調整を行っている。詳細については、3月6日のアップデート時に公開されるとのことだ。開発チームのゴールとしては、それぞれの武器種の魅力を感じてもらいながらも、時には他の武器種にも手を伸ばしたくなるようなゲームにしたいとの想いを語ってくれた。

ここからは『モンスターハンターワイルズ』とのコラボ情報を公開。まずは、コラボモンスターとして『モンスターハンターNow』の世界に「チャタカブラ」が登場。

チャラタカブラは、長い舌を使った広範囲の攻撃を得意としており、腕に石を纏わせるところも再現している。

チャタカブラの素材を使った防具には新スキル「防御の備え」が付いており、「回避を行うと次に受けるダメージを軽減する」効果が付与される。この効果は最大で3回まで重複し、重ねるほどダメージ軽減率が上昇するとのこと。



コラボ重ね着「セクレト乗り」は、イベントクエストをクリアすることで入手可能。『モンスターハンターワイルズ』に登場するセクレトに乗っているかのような姿をキャッチ―に表現している。『モンスターハンターNow』でしかできないインパクトの強いデザインを採用したとの話だった。



さらに、コラボ重ね着「ホープ」は、『モンスターハンターワイルズ』でハンターの初期装備となっている姿を再現。こちらはコラボイベントの支給品で入手できる。



同じくコラボイベントの支給品でコラボ限定武器種「ホープ武器」を生産可能。初期グレードが☆3となっているため、ゲームを始めたばかりの方にとっても役立つ内容となっているようだ。



また、このタイミングでゲームを始める方に向けてのシステム改善も行っている。まず、これまでより12武器種の解放タイミングが早まり、プロローグ中から好きな武器を使用できるようになる。

コラボでは支給品として回復薬やアイテムボックス拡張が手に入るほか、4属性(火・水・雷・氷)の武器をグレード5まで生産・強化できる素材もクエスト報酬などで配布。



今後のロードマップとしては、3月に1.5周年記念イベントの開催や新機能を追加を予定している。「モンハンNow感謝祭【1.5周年】」では、「亜種、希少種モンスターをピックアップ」するほか、「亜種モンスターがモンスタートラッカーで指定可能」に。モンスターを狩猟することで手に入るアイテムを使って、モンスターの素材などを入手できる新機能が登場するとのことだ。



今回はイベント限定での登場となるが、今後、イベントに際して交換所のような機能が登場する形を考えているとのことだ。そのほか、4月・5月にも機能の改善や新しい遊び方ができる要素を企画中とのことなので、続報を楽しみに待ちたい。

イベントの最後には、コミュニティイベントについての取り組みを紹介。2025年1月に韓国で実施したコミュニティイベントでは120人のファンが集まるなど、かなり熱量高く『モンスターハンターNow』を遊んでいる様子が伺えた。



国内でも第1弾として3月16日に東京で、29日に大阪で「モンハンNow公式オフライン交流会」を開催。3月18日より、参加したい方を抽選で募集している。本イベントでは、4人1組となって遊んでもらえるような形を考えているとの話だった。



(取材・文 編集部:山岡広樹)



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会社名
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設立
1983年6月
代表者
代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
決算期
3月
直近業績
売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
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