エイベックス、アニメ・映像事業の売上が14%増の142億円と2ケタ増収…映画『ルックバック』がロングランヒット
エイベックス<7860>は、第3四半期累計のアニメ・映像事業の売上高が前年同期比14.4%増の142億8000万円と2ケタ増だったことを明らかにした。同社では、映画作品の興行が好調に推移したため、と説明している。
公開した映画作品は以下の通り。
・『ルックバック』
・『KING OF PRISM -Dramatic PRISM.1-』
・『JUNGKOOK : I AM STILL』
『BE:the ONE-MEANT TO BE』
説明資料内に『ルックバック』のビジュアルを掲載していることから、同作の貢献が最も大きかったようだ。
『ルックバック』については、第2四半期の決算説明資料では国内興行収入20億円、海外19億円を超えていると発表していた。 現在も国内では上映を続けており、さらに伸びているようだ。
▲第2四半期の決算発表時に開示した資料。今回の決算では続報はなかった。
『ルックバック』は、『ファイアパンチ』、『チェンソーマン』といった話題作を手掛け、劇場版アニメ『チェンソーマン レゼ篇』の公開も控える漫画家・藤本タツキ氏の作品を原作とする劇場アニメ作品。
ただ、2ケタ増収となったものの、営業利益は2.4%減の2億2100万円にとどまった。
なお、業績推移は以下の通り。
会社情報
- 会社名
- エイベックス株式会社
- 設立
- 1988年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 松浦 勝人/代表取締役社長CEO 黒岩 克巳/代表取締役CFO 林 真司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1333億8700万円、営業利益16億3300万円、経常利益15億0600万円、最終利益9億8700万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7860
会社情報
- 会社名
- エイベックス・ピクチャーズ株式会社
- 設立
- 2014年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 寺島 ヨシキ/代表取締役副社長 勝股 英夫
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 非公開
- 上場区分
- 未上場