『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』初の大規模ファンイベントで10周年記念プロジェクトが発表!

TVアニメ・『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』最終話の放送を記念して、『シンカリオン』シリーズとしては約2年ぶりに本作初の大規模ファンイベント「ERDAがおくる!シンカリオン感謝祭」が開催された。今回、登壇キャストによるトークや朗読劇、ミニゲームが実施された本イベントのオフィシャルレポートが到着した。

■以下、オフィシャルレポート

TVアニメ『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』が、2025年2月2日(日)の放送をもって最終話を迎え、無事に最終駅までたどり着いたことを記念し、2月16日(日)に本作初となる大規模イベント「ERDAがおくる!シンカリオン感謝祭」が開催されました。当日は、「シンカリオン E5はやぶさ」の運転士である主人公・大成 タイセイ役の石橋 陽彩をはじめ、「シンカリオン E6こまち」の運転士・フォールデン アカネ役の小野 賢章、「シンカリオン E7かがやき」の運転士・九頭竜 リョータ役の土屋 神葉、そして「シンカリオン N700Sのぞみ」運転士・魚虎 テン役の藤原 夏海、「シンカリオン H5はやぶさ」運転士・五稜郭 シオン役の田澤 茉純、そして、タイセイ・アカネ・リョータの同級生であり、進開学園鉄道部の部長・青梅 マイ役の本渡 楓らメインキャスト6名が登壇し、満員となった会場のファンを前に、視聴者から集まった質問への回答や朗読劇の披露、ミニゲームの開催、世界最速の告知などで、イベントを盛り上げました。

開演の時間を迎え、暗転された会場から本作のオープニング主題歌「閃光ハヤブサ」に合わせて主人公・大成 タイセイ役を務めた石橋が歌唱をしながら登場!歌唱力にも定評がある石橋はアドリブで会場のファンにも声をかけながら圧倒的な歌唱で魅了すると、他キャストも観客通路から登場。登壇キャストたちによる主題歌「閃光ハヤブサ」の生歌唱が終わると、石橋の「ERDAがおくる!シンカリオン感謝祭」という言葉をきっかけに、全員が「出発進行!」と声を合わせ、観客による溢れんばかりの拍手の中でイベントが開始いたしました。

ステージ上に登壇キャストが整列すると、まず石橋が「何かを守れる、カッコイイ人に。僕は……」と本作の主人公・タイセイのセリフとともに「よろしくお願いします!」と、感極まった様子で挨拶。小野・土屋、そして本作のイベント初登壇となる藤原・田澤・本渡らも、自身が演じたキャラクターのセリフとともにコメント。本イベントの司会進行を務めることが発表された本渡より、さっそく登場時の生歌唱について感想を求められた石橋は、「めちゃめちゃドキドキしましたし、楽しかったです。イベント冒頭からお客さんの気合いが感じられて、嬉しかったです。」と、周りからの絶賛を受けながら歌唱を振り返りました。

一段落したところで本イベントのメインコーナーへと移り、まず事前に本作の視聴者からSNSで募集した質問へ回答する【おしえてERDA】コーナーへ。1問目の「アフレコ現場で、『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』ならではだと思うものや出来事はありましたか?」という質問に対して、石橋と本渡が「新しいシンカリオン プラレールが発売されると、そのプラレールがアフレコ現場に現れるので、みんなで遊んでいました。」と答え、小野と田澤は「新幹線乗ったよ報告」と、まさかの一言一句違わずの同じ答えに。続く質問「担当のキャラクター以外で言ってみたいセリフがあればお願いします!」とリクエストが挙がると、藤原は3つの回答を出しながらも、リニア・鉄道館の宣伝AI・イドのセリフ「ぼくはイド。リニア鉄道館の情報をお届けするよ!」を実演して魅せた。すると司会の本渡から他のキャストにも実演の促しが入り、「シンカリオン E8つばさ」の運転士・最上 ガンマの「単刀直入に言おう」を挙げていた石橋・小野・土屋・田澤の4人が一斉にガンマのセリフを披露。最後に、本渡は運転士のセリフ「チェンジ!シンカリオン!」を挙げ、念願の希望を叶えた。その後もいくつかの質問に回答しながら観客と本作を振り返り、最後に本作のテーマでもある【カッコイイ人】について問われると、各自がそれぞれに回答していく中、石橋は「自分の想い・意見をまっすぐにしっかり伝えられる人」と、まるで本作で心身ともに成長をしていった、タイセイを思わせるような回答で締めくくりました。

続く【感謝祭限定!オリジナル朗読劇】のコーナーでは、「とある秋の週末、ERDA東日本本部で行われる合同訓練に集まった運転士たち 」をテーマに2本の朗読劇が披露され、アニメ本編とはまた違ったキャラクターの一面を見せ、作品の世界へ会場を引き込んでいきました。朗読劇中にたびたび登場する“カニ”には会場からも拍手や笑い声、歓声が起こり、大盛況で朗読劇は終了いたしました。

告知コーナーで新グッズの発表がされると、新商品に興奮した様子でキャストたちが登場。【つなげ!イラスト伝言ゲーム】のコーナーでは、各登壇キャストにスケッチブックとペンが渡され、ミニゲームに挑戦!イラストと文字で交互にバトンを繋ぎ最後の回答者がお題を当てるゲームで、その様子を見ているファンも一緒に楽しめるコーナー。最後の回答者を担当した田澤と本渡にプレッシャーがかかる中、ヒントを受けながら2問とも見事に正解!小野と土屋の独特な画のタッチが発覚すると、キャスト・観客からは大きな笑い声と拍手が起こりました。

イベントは終盤に差し掛かり、【プレゼント抽選会】が開催!レアな景品がファンへとプレゼントされ、会場が盛り上がりを見せた後、続けて本渡から「世界最速の告知がある」ことが発表。2025年で『新幹線変形ロボ シンカリオン』が誕生してから10周年となるメモリアルイヤーを記念した「シンカリオン10周年プロジェクト」の発表動画が流れ、会場一体は歓喜の声で熱気を帯びた状態に。その後、登壇キャストから6つの「シンカリオン10周年プロジェクト」が発表され、今後も走り続ける『シンカリオン』シリーズへの期待で会場は拍手喝采となりました。

シンカリオン10周年プロジェクト特設サイト
https://www.shinkalion.com/10th/

イベントが最高潮の空気に達したところで、会場のファンとの写真撮影時間が設けられ、最後の挨拶へ。まず本イベントの司会を務めあげた本渡が「改めまして、会場まで足を運んでいただき、ありがとうございました。自分自身シンカリオンというコンテンツに携われると思ってもいなかったので嬉しかったですし、青梅 マイという女の子は、非常に強くて、優しくて、カッコイイ女性でした。憧れられる作品に出会えて嬉しかったです。ありがとうございました!」と感謝を述べると、田澤も「10年続くプロジェクトに参加できたことがとっても嬉しかったですし、私自身1年続く作品に関わらせていただくこと自体が初めてだったので、キャストの皆さんと仲良くなれたのも嬉しかったです。これからも『シンカリオン』シリーズの応援をよろしくお願いします!本当にありがとうございました。」とコメント。

続けて藤原は「本日はありがとうございました。歴代の『シンカリオン』のグッズ発表などもあり、今作だけでなく歴代の『シンカリオン』が長い間みなさんに愛されているんだなと思うと、シリーズに関わることが出来て本当に嬉しいな、良かったな、幸せだな。と、改めて思いました。新しいプロジェクトも始まったとのことで、今後も楽しく見て・感じていただけたら嬉しいです!」と想いを伝え、土屋も「今日は楽しめましたか!?独自のコスチュームをしている方も見受けられ、今日を楽しみにしてくださっていたんだなと、携わった人間として嬉しいです。『シンカリオン』は前向きな想いが込められた作品で、僕自身一人の人間として、こんなに素晴らしい作品に携わることが出来たことをとても感謝しています。そして、今日ここに集まった『シンカリオン』を愛している皆さんを、心の同志のように感じています。『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』の放送は終わりましたが、今年は10周年ならではの展開もありますし、僕自身ずっとずっと『シンカリオン』シリーズを愛していけたらと思っています。ぜひ皆様も、これからも『シンカリオン』シリーズへの応援を宜しくお願いします!」と愛を伝えながらイベントを振り返りました。

小野は「本日はありがとうございました。始まる前は長丁場になるんだろうな、と思っていましたが、いざ現場に入ってみると毎週楽しくて。あっという間に最終話になってしまった感覚でした。その中でも、少年少女がいろんなことに悩んで葛藤しながらも前に進んでいくような、僕自身も過去に経験したことを改めてアカネを通して感じられて、素敵な作品に出会えたことに感謝しています。今日の朗読劇のように、またアカネを演じられる日が来たら良いなと思っているので、これからも応援よろしくお願いいたします。ありがとうございました!」とメッセージを伝えた。最後に、石橋は「本当に『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』、そして大成 タイセイという素敵な役を演じられたことに、感謝しています。僕自身、言葉に出来ないような悲しい結末ではありましたが、それでもタイセイが前向きに進んでいく姿が本当にカッコイイなと思いましたし、憧れです。本編は終わってしまいましたが、今後10周年プロジェクトもあるので、世代を超えてたくさんの方々に楽しんでいって欲しいなと思います。本当に、ありがとうございました!!」と満員の会場に1年間の感謝を伝えました。

そして最後に、本渡から石橋へ「“アレ”で締めましょう」とリクエストが。石橋の「チェンジ!」というセリフをきっかけに会場全員が「シンカリオン!」と応え、キャストとファンの心が一つとなり、大盛況にて本イベントは終了いたしました。