
3月6日の東京株式市場は続伸。日経平均株価は、前営業日比286円69銭高の3万7704円93銭でこの日の取引を終えた。米国株式市場の上昇や米国の関税政策に対する懸念が後退し、一時450円を超える上昇となった。ただ、半導体関連がさえず、上値は抑えられた。
【主要指数】
・日経225: 37,704.93(+286.69)
・TOPIX: 2,751.41(+33.20)
・ドル/円: 148.56(-0.27)
・ダウ: 43,006.59(+485.60)
・ナスダック: 18,552.73(+267.57)
・SOX: 4,700.79(+286.69)

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている96銘柄のうち、上昇は66銘柄(69%)、下落は25銘柄(26%)、変わらずは5銘柄(5%)で、上昇した銘柄のほうが多かった。
メガチップス<6875>が急反発。持分法適用関連会社のSiTime Corporationの株価に連動する傾向があるが、昨日大幅高となっていた。また、Nintendo Switch2への期待などを背景に自律反発狙いの買いも入ったようだ。
gumi<3903>が3日ぶりに反発。前日3月5日に持分法適用会社gumi Cryptos Capital Fund IIが投資している「Redstone(RED)」が暗号資産取引所「BINANCE」に3月3日付で上場したと発表したことが市場の関心を集めた。
カプコン<9697>が反発。『モンスターハンターワイルズ』のリリース後、目先材料出尽くしから売り優勢だったが、テクニカル的には前日に75日移動平均線で下げ渋ったことで自律反発狙いの買いが入ったようだ。
また、フリュー<6238>が反発。岩井コスモ証券が同社株のレーティング「A」の継続としつつ、目標株価を1700円から1500円に引き下げたとの観測が出ていた。
このほか、カバー<5253>やサンリオ<8136>、ソニーグループ<6758>など決算発表後に売られていた銘柄にも押し目買いが入ったもよう。
他方、前日買われたコロプラ<3668>やオルトプラス<3672>が利益確定の売りに押されたほか、ドリコム<3793>も続落。ドリコムは、この日の引け後、『Wizardry Variants Daphne』Steam版のサービスを開始したとのアナウンスを行っており、明日の動きが注目される。
■個別株チャート



■ゲーム・エンタメ関連株一覧
