クリプトン・フューチャー・メディアは、独立行政法人国立文化財機構と東京国立博物館ならびに文化財活用センターとの共同で、バーチャルシンガー「初音ミク」「鏡音リン」「鏡音レン」と、東京国立博物館所蔵の「埴輪(はにわ)」のコラボレーショングッズを発売することを発表した。
グッズに使用している初音ミクのビジュアルは国宝「埴輪 挂甲の武人」を、鏡音リン・鏡音レンのビジュアルは「埴輪 踊る人々」を、それぞれモチーフにして制作した。本商品の売り上げの一部は、文化財の修理に関連する費用として東京国立博物館に寄附される。東京国立博物館でのミュージアムショップ販売(本館1階)に加え、オンライン通販も実施する。
■大切な文化財を未来に 今度は「鏡音リン」「鏡音レン」も協力!
今回のコラボレーションは、独立行政法人国立文化財機構、東京国立博物館、文化財活用センターの3団体が2022年4月から2023年3月まで実施していたファンドレイジング事業「踊る埴輪&見返り美人 修理プロジェクト」をきっかけに実現したものとなる。
同プロジェクトでは「初音ミク」が17世紀の美人画「見返り美人図」とコラボレーションした描き下ろしビジュアル「見返り美人ミク」(Art by Rella)を制作。「見返り美人ミク」を使用したグッズ販売の収益の一部を修理費として寄附する形で、クリプトンもプロジェクトに協力した。本コラボでは貴重な文化財を未来に繋げるための新たな活動として、新規制作した「埴輪 挂甲の武人ミク」と「埴輪 踊る人々リン・レン」のコラボレーショングッズを展開する。
■素朴で愛らしいビジュアルは人気イラストレーター・三月八日さんによる描き下ろし!
本コラボレーションのキービジュアルは、国内外で活躍するイラストレーター・三月八日さんが担当した。東京国立博物館が誇る国宝「埴輪 挂甲の武人」モチーフにした「埴輪 挂甲の武人ミク」は、全身を甲冑で固めた武人らしい力強さとミクの可愛さを両立させたイラストとなっている。また、同じく東京国立博物館所蔵の「埴輪 踊る人々」をモチーフにした「埴輪 踊る人々リン・レン」は、埴輪のフォルムとして親しみ深い左手をあげたポーズと生き生きした動きを、イラストで再現した。どちらも埴輪らしい素朴さ、愛らしさを表現したデザインとなっている。
■コラボレーショングッズ(全7種)は3月13日より販売開始!
コラボレーショングッズは、3月13日より販売を開始した。キービジュアルに加えて、様々なポーズや表情のグッズを展開する。特設ページのほか、東京国立博物館のミュージアムショップ(本館1階)でも購入することができる。なお、商品ラインアップは今後追加される予定だ。
・アクリルムービングスタンド(全4種)
1100円
・缶バッジ(全5種)
550円
・A4クリアファイル(全1種)
550円
・ダイカットステッカー(全5種)
385円
・ポストカード(全3種)
220円
・クッションキーホルダー(全3種)
1650円
・ラバーマグネット(全3種)
990円
▼特設ページ
https://www.curioustore.net/p/00006
Art by 三月八日 © CFM