バンダイナムコHD、脱炭素計画を前倒しで推進…30年度の温室効果ガス排出量目標を35%減→50%減に

バンダイナムコホールディングス<7832>は、脱炭素社会に向けた取り組みの一層の推進をすることで、2021年4月に策定した脱炭素計画を前倒して進めることとした。従来は、2030年度35%減としていたが、50%減を目指す(2019年度比)。

※2023年度実績:4万9441t-CO2(2019年度比25.4%減)

バンダイナムコグループではサステナブル活動は経営戦略上の重要な取り組みであるという認識のもと、「笑顔を未来へつなぐ」をスローガンに掲げ、グループー丸となってサステナブル活動を推進している。

また、気候変動への対応が持続可能な社会の実現と事業の継続的な発展に不可欠であると考え、2021年4月に脱炭素化社会に向けた中長期目標「自社拠点から排出されるCO2等の温室効果ガス(GHG)について2050年実質排出量ゼロ、および2030年35%削減(2019年度比)」を掲げ、自社工場における太陽光発電の導入やオフィスや全国のアミューズメント店舗における再生可能エネルギーへの切り替え、業務用ゲーム機の省電力化等の施策を進めてきた。

しかし、近年の異常気象の増加や気候変動にまつわる国際情勢の変化、また企業としての責務を鑑み、更なる脱炭素への取り組みが急務であるものとして、2025年4月よりスタートする中期計画にあわせて現行の脱炭素計画の前倒しを行うこととした、としている。

 

■「バンダイナムコグループ プラスチック環境配慮方針」を策定

現代社会を支える有用な素材として多くの場面で活用されてきたプラスチックだが、近年は過剰な使用や不適切な廃棄により、海洋プラスチック問題などの環境問題につながる事例が指摘されている。また、製造から処分にかけてのライフサイクルの中で多くのCO2が排出されることも課題となっている。バンダイナムコグループでは従来からプラスチックの循環利用や使用量削減に取り組んできたが、このような社会的な要請を踏まえ、「パンダイナムコグループ プラスチック環境配慮方針」を制定した。本方針のもと、これまで以上にプラスチックの削減とリサイクルに注力していく。

【バンダイナムコグループ プラスチック環境配慮方針】
バンダイナムコグループは、プラスチックが持つ有用性を活かし、より多くのエンターテインメントを生み出し続けていくため、持続可能なプラスチック利用に取り組んでいく。

プラスチックが使い捨てられることで地球環境に大きな影響を及ぼしていることを重要な社会課題と考え、再生プラスチックや代替素材の活用、および資源循環型社会の実現を目指し、企業として責任ある行動に努める。

 

■キッズ向けサステナビリティサイト「サステナランド」開設

バンダイナムコグループは、世界中のファンと一緒にサステナビリティに取り組むことが重要と考えている。特に小中学生にもグループが取り組むサステナブル活動を知ってもらいたいという想いから、キッズ向けサステナビリティサイト「サステナランド」を2025年4月1日に開設した。

「サステナランド」では、動画やクイズ、漫画形式でサステナビリティを学ぶコーナーなど、バンダイナムコグループが取り組むサステナブル活動をより分かりやすく紹介することで、自分の好きな IP(キャラクターなどの知的財産)を通じてサステナビリティの知識を深める学習の機会に繋げることも目的としている。

株式会社バンダイナムコホールディングス
http://www.bandainamco.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンダイナムコホールディングス
設立
2005年9月
代表者
代表取締役社長 浅古 有寿
決算期
3月
直近業績
売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7832
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