【ゲームエンタメ株概況(4/4)】米国の「相互関税」発表の影響でほぼ全面安に 「Switch2」関連の発表を下支えにスクエニHDやコナミGが堅調
4月4日の東京株式市場では、日経平均は大幅続落し、前日比955.35円安の3万3780.58円で取引を終えた。米トランプ大統領による「相互関税」の発表が引き続き嫌気される格好となり、リスク回避の動きから一時は下げ幅1400円超に達する場面もあった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は6銘柄(6%)、下落は89銘柄(93%)、変わらずは1銘柄(1%)で、下落した銘柄が大半を占める形となった。
ほぼ全面安の商状の中で、松竹<9601>や東宝<9602>、東映アニメ<4816>など映画・アニメ関連の一角が堅調な推移となった。
2日の「Nintendo Switch2」の詳細発表の後に対応タイトルの発表などが相次いだこともあり、スクウェア・エニックスHD<9684>やコナミグループ<9766>などもしっかり。
半面、4月2日までの急騰もあって、イオレ<2334>は利益確定の売り物に押されてストップ安した。
GENDA<9166>やユークス<4334>、バンク・オブ・イノベーション<4393>などの下げもきつい。
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3563億4400万円、営業利益325億5800万円、経常利益415億4100万円、最終利益149億1200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684
会社情報
- 会社名
- コナミグループ株式会社
- 設立
- 1973年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 上月 景正/代表取締役社長 東尾 公彦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3603億1400万円、営業利益802億6200万円、最終利益591億7100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム(ロンドン証券取引所にも上場)
- 証券コード
- 9766