【ゲームエンタメ株概況(4/18)】投資先上場で投資有価証券売却益計上のアカツキが高い 3月月次売上高が好調のGENDAは3日ぶりに反発
4月18日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比352.68円高の3万4730.28円で取引を終えた。医薬品をはじめとするディフェンシブ株の循環物色の動きが市場の支えとなったものの、商いは低調な推移となった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は86銘柄(90%)、下落は5銘柄(5%)、変わらずは5銘柄(5%)で、ほぼ全面高の様相を呈した。
中で、アカツキ<3932>やドリコム<3793>などが高い。アカツキは、投資先であるLIFE CREATE<352A>の上場に伴う投資有価証券売却益の計上が引き続き市場の評価の底流にあるようだ。
また、スクウェア・エニックスHD<9684>やコナミグループ<9766>など家庭用大手ゲーム株も総じて買われた。
3月の月次売上高が前年同月比35.8%増の123億300万円となったと発表したGENDA<9166>は3日ぶりに反発した。
岡三証券が投資判断「強気」を継続し、目標株価を8200円から9600円に引き上げた東宝<9602>も反発した。
半面、ビーグリー<3981>や日本ファルコム<3723>、サンリオ<8136>、ワンダープラネット<4199>などがさえない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アカツキ
- 設立
- 2010年6月
- 代表者
- 代表取締役CEO 香田 哲朗
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高239億7200万円、営業利益26億7600万円、経常利益28億3400万円、最終利益12億8800万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3932
会社情報
- 会社名
- 東宝株式会社
- 設立
- 1932年8月
- 代表者
- 取締役会長 島谷 能成 / 取締役社長 松岡 宏泰
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 営業収入3131億7100万円、営業利益646億8400万円、経常利益644億5500万円、最終利益433億5700万円(2025年2月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9602
会社情報
- 会社名
- 株式会社GENDA
- 設立
- 2018年5月
- 代表者
- 代表取締役会長 片岡 尚/代表取締役社長 申 真衣
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高1117億8600万円、営業利益79億6500万円、経常利益73億0500万円、最終利益33億0400万円(2025年1月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 9166