【ゲームエンタメ株概況(4/9)】米国系証券がカバレッジを開始のSHIFTが続伸 「Switch 2」の世界販売台数予想引き下げ報道で任天堂は反落
4月9日の東京株式市場では、日経平均は大幅反落し、前日比1298.55円安の3万1714.03円で取引を終えた。米国の相互関税が発動されたことに加え、為替が1ドル=144円台と円高方向に振れたこともあり、市場ではリスク回避の動きが鮮明になった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は12銘柄(13%)、下落は82銘柄(85%)、変わらずは2銘柄(2%)で、下落した銘柄が多数を占めた。
中で、SHIFT<3697>が続伸した。SHIFTは、ジェフリーズ証券が投資判断「Buy」、目標株価1500円で新たにカバレッジを開始したことが株価の下支えとなったようだ。
また、コムシード<3739>が逆行高し、アルファポリス<9467>やKADOKAWA<9468>もしっかり。
業績予想の上方修正を材料に前日買われた松竹<9601>は小幅ながら続伸した。
半面、米調査会社が新型ゲーム機「Nintendo Switch 2」の世界販売台数予想を引き下げたと報じられたこともあり、任天堂<7974>は反落した。
立会外取引による自社株買いの発表を材料に前日買われたまんだらけ<2652>も反落した。
ほか、ポールHD<3657>やenish<3667>、GENDA<9166>などの下げがきつい。
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974
会社情報
- 会社名
- 株式会社SHIFT
- 設立
- 2015年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 丹下 大
- 決算期
- 8月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3697