日本BS放送(BS11)、2月中間決算は番組制作費や減価償却費の減少で営業利益25%増…「沖ツラ」「ギルます」などアニメ40作品を放送
日本BS放送<9414>は、4月10日、2025年8月期 第2四半期累計の連結決算を発表し、売上高58億8900万円(前年同期比0.8%減)、営業利益11億5900万円(同25.0%増)、経常利益11億7400万円(同26.2%増)、最終利益8億0100万円(同24.9%増)だった。
・売上高:58億8900万円(同0.8%減)
・営業利益:11億5900万円(同25.0%増)
・経常利益:11億7400万円(同26.2%増)
・最終利益:8億0100万円(同24.9%増)
売上は横ばいだった。前期放送の大型スポーツ特番の反動減が見られたが、競馬中継が好調だったほか、ショッピングが引き続き堅調に推移した。その一方、スポット収入は、新規取引先の獲得に注力したため減収だったという。
費用面では、前年同期のレギュラー番組(すでに終了)の費用の反動減や放送月の変更に伴う費用の月ズレ、スタジオ設備更新の減価償却負担の軽減に加え、広告宣伝費を減らしたことが増益要因となったという。
なお、「ANIME+」枠では、『沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる』『キン肉マン 完璧超人始祖編 Season 2』『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』など製作委員会参画作品を含むアニメ関連番組を約40タイトル放送した。
■2025年8月期の見通し
2025年8月期の業績は、売上高123億1400万円(同0.6%増)、営業利益20億0400万円(同3.8%減)、経常利益20億3200万円(同3.1%減)、最終利益14億0700万円(同3.3%減)、EPS78.97円を見込む。株価収益率は11.1倍となる。
・売上高:123億1400万円(同0.6%増)
・営業利益:20億0400万円(同3.8%減)
・経常利益:20億3200万円(同3.1%減)
・最終利益:14億0700万円(同3.3%減)
・EPS:78.97円
【通期計画に対する進捗率】
・売上高:47.8%
・営業利益:57.8%
・経常利益:57.8%
・最終利益:56.9%
会社情報
- 会社名
- 日本BS放送株式会社(BS11)
- 設立
- 1999年8月
- 代表者
- 代表取締役会長 齋藤 知久/代表取締役社長 近藤 和行
- 決算期
- 8月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 9414