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ガーラ<4777>は、連結子会社Gala Labが開発したHTML5ゲーム『Flyff Universe(フリフユニバース)』の韓国でのサービス提供を4月24日より開始したことを発表した。
『Flyff Universe』は、長年にわたり世界中で親しまれてきたPC向けMMORPG『Flyff Online(フリフオンライン)』をベースに、最新のHTML5技術を適用して開発された次世代型タイトル。クライアントのインストールを必要とせず、Webブラウザのみで即時プレイが可能という高いアクセシビリティを実現。アニメーションのように滑らかなグラフィックや、“空を自由に飛ぶ”という独自のシステムを現代的に再構築し、従来ファンと新規ユーザー
の双方から高い評価を獲得している。2022年のグローバルリリース以降、累積利用者数は500万人を突破。地域・言語を問わず着実にユーザーベースを拡大しており、強固なブランド力を構築している。特筆すべきは、毎年開催されるグローバルイベント「Flyff Universe World Championship(FWC)」の存在だ。「FWC」は、単なるゲーム大会に留まらず、世界中のユーザーがリアルタイムで競い合い、交流を深めるグローバルPvPトーナメントとして定着している。今年開催予定の2025年大会では、総額11万ドルの賞金が用意され、年中シーズン制で運営される予選を通じて、本選進出チームが選抜される形式となっており、本タイトルがeスポーツプラットフォームとしての可能性を拡大する重要な機会となっている。
なお、韓国における正式サービス開始を記念し、FWC2025のグランドファイナルに進出できる計8チームのうち、1チーム分のチケットが韓国ユーザー向けに割り当てられた。これにより、韓国のプレイヤーは自動的にFWC2025への参加資格を得ることとなり、地域ごとのユーザーエンゲージメントを一層高める施策として注目されている。
『Flyff Universe』は、ブラウザベースMMORPGの新たな可能性を切り拓くと同時に、eスポーツ市場におけるグローバル展開を加速する成長タイトルとして、今後さらなる飛躍が期待される。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ガーラ
- 設立
- 1993年9月
- 代表者
- 代表取締役 グループCEO キム・ヒョンス
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高23億5000万円、営業損益4億4700万円の赤字、経常損益3億5800万円の赤字、最終損益9億700万円の赤字(2024年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4777