lowiro、ADV風リズムゲーム『In Falsus』のトレーラー映像を発表

lowiroは、新作タイトル『In Falsus』のトレーラー映像を発表した。2026年初頭に、SteamでWindows向けにリリースする予定。本作は、ADV風リズムゲームで、「生きる意味」と「存在」を巡る問いを軸にした、若者たちの物語が繊細に紡がれていく。

その物語は5つに密接に絡み合う視点から編み上げられており、心象をなぞるような臨場感ある音楽ゲーム体験と、感情と記憶を「結晶化」する特殊なシステムがそれを支えている。

▼発表トレーラー

▼In Falsusの幅広い楽曲群
『In Falsus』の楽曲群は、日本のインディーズ音楽の最前線を担う作曲家たちによる、電子音楽を中心とした複雑で雰囲気豊かなものとなっている。リリース時には70曲以上が収録され、そのうちの40曲以上が『In Falsus』のために書き下ろした完全オリジナル楽曲。lowiroの初タイトル、『Arcaea』とはまた一味異なった、新たな多様性に満ちた楽曲群に期待してほしい。

▼世界観
『In Falsus』のシナリオは近未来の世界を舞台に展開される。厳しい境遇に生まれ、それぞれに問題を抱える、謎めいた首輪を身につけた5人の女子高生をメインキャラクターとして、その主観を通して描かれる。

彼女たちが生きる世界では、全人類が暗黙の了解のもと、とある首輪をつけるのが普通の世界。そして、ほかでもないその首輪こそが、奇妙にも人々の共通点にもなっていた───首輪には、人々の感情や偽りを映し出す機能が備わっていたのだ。

ある日、少女たちはそれぞれの理由で奇妙な組織への参加を迫られる。最初は怪しい課外活動にすぎないはずが、次第に事態は想像を超える方向へと転がりだして───?

これは運命と、未来と、心が試される物語。全ては繋がりから始まり、意思には力が宿る――そんなテーマのもと、In Falsusのビジュアルは隅々まで丁寧に作り込まれている。精緻な背景に、惹き込まれるアートワーク、そして、生き生きとしたキャラクターの全てが一体となって、この世界にリアリティとみずみずしさを吹き込んでいるという。

▼キャラクター
ADVのフォーマットを通して、『In Falsus』は5人の主人公の軌跡を追っていく。愛や恐れ、そして欲求など、それぞれが抱える想いとともに、個別のルートを自由に選択、体験することができる。やがて各ルートは混じり合い、絡み合い、喜びと驚き、そして胸を締め付けるような瞬間が伴う、複雑で情緒深い物語へと編み上がっていく。
なお本作は、記念すべきlowiro初となる日本語でのフルボイス作品となっている。