KADOKAWA、26年3月期のゲーム事業は営業益60%減の38億円と大幅減益を想定…『エルデンリング』のNIGHTREIGNとTarnished Editionで計画超過を目指す

KADOKAWA<9468>は、2026年3月期のゲーム事業の業績について、売上高が前期比22.6%減の260億円、営業利益が同60.2%減の38億円と大幅な減益を計画している。『ELDEN RING』本編とダウンロードコンテンツ『ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE』がけん引し大幅増益を達成した前期からの反動減があると想定しているという。

今期はフロム・ソフトウェアより『ELDEN RING』のスピンオフタイトルとなる『ELDEN RING NIGHTREIGN』(5月30日)に発売し、Nintendo Switch 2向け『ELDEN RING Tarnished Edition』(2025年発売)にリリースする予定。新作とリピート販売を伸ばすことで計画を上回る業績を目指していく考え。


現在、グループでは、フロム・ソフトウェアとスパイク・チュンソフト、Gotcha Gotcha Games、アクワイアでコンソールメインで合計21タイトル、KADOKAWA本体とVIC GAMESで合計5タイトルの開発を進めているそうだ。

なお、ゲーム事業の業績推移は以下のとおり。

会社情報
- 会社名
- 株式会社KADOKAWA
- 設立
- 1954年4月
- 代表者
- 代表執行役社長CEO 夏野 剛/代表執行役CHRO兼CLMO 山下 直久
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2779億1500万円、営業利益166億5100万円、経常利益177億4200万円、最終利益73億9200万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9468
会社情報
- 会社名
- フロム・ソフトウェア