【ゲームエンタメ株概況(5/26)】外資系証券による目標株価引き上げでサイバーエージェントが高値更新 ANYCOLORは3日続伸して高値を更新

5月26日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比371.06円高の3万7531.53円で取引を終えた。米トランプ大統領がEU(欧州連合)に対する50%の関税発動期限を7月9日まで延長すると表明したことで、日経平均は後場に入って上げ幅を拡大する展開となった。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は66銘柄(69%)、下落は22銘柄(23%)、変わらずは8銘柄(8%)で、上昇した銘柄が多数を占めた。
中で、UBS証券が目標株価を1500円から2100円へと引き上げたサイバーエージェント<4751>が続伸し、年初来高値を更新した。
同様に大和証券が同社の投資判断「2」を継続し、目標株価を1667円から2200円に引き上げたU-NEXT HD<9418>は3日続伸し、上場来高値を更新した。
コーエーテクモゲームスと著作物の取扱いに関して包括的な許諾を受けることに合意したと発表したANYCOLOR<5032>も3日続伸し、年初来高値を更新した。
ほか、gumi<3903>やネクソン<3659>、エディア<3935>も買われ、家庭用大手ゲーム株ではコナミグループ<9766>が続伸した。
半面、前週末に東京証券取引所による信用取引の増し担保措置の実施を嫌気してストップ安したボルテージ<3639>が一時連日のストップ安となるなど大幅続落した。
そのほか、モブキャストHD<3664>の下げがきつく、グリーHD<3632>やenish<3667>、タカラトミー<7867>などがさえない。

会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高8740億3000万円、営業利益717億0200万円、経常利益717億4300万円、最終利益316億6700万円(2025年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751
会社情報
- 会社名
- 株式会社U-NEXT HOLDINGS
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 宇野 康秀
- 決算期
- 8月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9418
会社情報
- 会社名
- ANYCOLOR株式会社
- 設立
- 2017年5月
- 代表者
- 田角陸
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高428億7600万円、営業利益162億7900万円、経常利益162億1400万円、最終利益115億1000万円(2025年4月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5032