【ゲームエンタメ株概況(5/30)】国内証券が目標株価を引き上げのアルファポリスは小幅反発 『ゲンリプ』の台湾CBT開始のケイブも買われる

5月30日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比467.88円安の3万7965.10円で取引を終えた。為替が1ドル=143円台まで円高方向に振れたことに加え、週末に日米関税交渉の4回目の閣僚協議が控えていることもあって、前日の急騰に対する利益確定の売り物が先行した。
そうした中でゲーム・エンタメ関連株の動きを見てみると、下記の表に登録しているゲーム・エンタメ関連企業96銘柄のうち、上昇は44銘柄(46%)、下落は42銘柄(44%)、変わらずは10銘柄(10%)で、上昇した銘柄のほうがやや多かった。
中で、円谷フィールズHD<2676>が3日ぶりに大幅反発したほか、ブシロード<7803>は反発して年初来高値を更新した。
岩井コスモ証券が投資判断は「A」から「B+」に格下げしたものの、目標株価を1167円から1700円に引き上げたアルファポリス<9467>は小幅ながら5日ぶりに反発した。
ほか、東映アニメ<4816>やケイブ<3760>も買われた。ケイブは、『東方幻想エクリプス』の台湾地域でのクローズドβテスト(CBT)の開始が株価の評価につながっているもようだ。
半面、ビットコイン価格の下落が嫌気されたイオレ<2334>は3日続落した。
ソニーグループ<6758>や任天堂<7974>も安く、ボルテージ<3639>やアカツキ<3932>も売られた。
周辺株ではCRI・ミドルウェア<3698>が4日ぶりに反落した。

会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高139億6900万円、営業利益11億3300万円、経常利益11億3100万円、最終利益2億4600万円(2025年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760
会社情報
- 会社名
- 株式会社アルファポリス
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 梶本 雄介
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高136億2000万円、営業利益32億2200万円、経常利益32億3600万円、最終利益20億1900万円(2025年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 9467

