メディア工房<3815>は、中国へのビジネス展開を加速している。同社は、中国最大級のSNSサイト「開心網」への占いコンテンツを提供すると発表しているが、本日(10月12日)、中国最大級のポータルサイト「QQ.com」への占いコンテンツ提供に関する業務提携を行う、と発表した。
今回の業務提携は、騰訊公司が運営する中国最大級のポータルサイトでアクティブユーザーが7億人を突破している「QQ.com」の占いページにコンテンツを提供し、共同で広告モデルと有料課金占いコンテンツサービスを開始する、というもの。ソフトバンクメディアマーケティングHD子会社のリアライズ・モバイル・コミュニケーションズと組んで行う。
コンテンツの提供は今年12月にも開始する予定で、「J.H.マイヤーが解き明かす、あなたの人生に刻まれた「運命の日付」」や「エンタメ占い」「本格無料占い」など7タイトルを配信する。
今後、無料占いメニュー(広告モデル)や人気占い師サイトを続々投入することで、幅広いユーザーのニーズや趣味嗜好に対応し、日本の質の高い占いサービスで既存のサービスとの差別化を図っていく。
中国では占い師によるパソコン向けのサービスは個々に展開されているものの、ひとつのポータルサイト上で何人かの占い師が独自の占術・世界観で占う形での提供はなく、差別化ポイトになると判断したようだ。