『ポケモンGO』と『ジージェネエターナル』が強さ示す　『P5X』鮮烈なデビュー　6月28日～7月4日のGoogle Play売上ランキング振り返りhttps://gamebiz.jp/news/408628

25年6月28日～7月4日のGoogle Play売上ランキング上位の状況を振り返っていこう。主な動きは以下の通り。

・「ポケモン」関連タイトルの強さ
『ポケモンGO』はグローバルイベント「Pokémon GO Fest 2025：グローバル」のチケット販売が好調で、週を通して首位を維持する日が多かった。

・新作『ペルソナ5: The Phantom X』の好発進
セガの新作『ペルソナ5: The Phantom X』がリリース後すぐにセールスランキングでトップ10入りを果たし、好調なスタートダッシュを見せた。

・既存タイトルのイベント・コラボによる復帰・上昇
『LINE：ディズニー ツムツム』は「キングダム ハーツ」コラボツムの登場により、ランキングを大きく上昇させた。

・バンダイナムコエンターテインメントの複数タイトルの躍進
『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』はピックアップガチャの開始により、週の後半には首位を獲得し、その座をキープした。『学園アイドルマスター』も「初星フェス」の開催により、大幅に順位を上げてトップ10入りを果たした。

・HoYoverseタイトルの安定した人気と変動
『原神』や『崩壊：スターレイル』、『ゼンレスゾーンゼロ』などHoYoverseのタイトルは常に上位を維持しており、『崩壊：スターレイル』は大型アップデートでさらに順位を上げた。

平日朝の状況は以下のとおり。

■ 25年6月30日 (月)
■ 25年7月1日 (火)
■ 25年7月2日 (水)
■ 25年7月3日 (木)
■ 25年7月4日 (金)

■ 25年6月30日 (月)

6月30日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、Nianticとポケモンの『ポケモンGO』が首位に立った。

『ポケモンGO』は、グローバルイベント「Pokémon GO Fest 2025：グローバル」を6月28日と29日の2日間にわたって開催しており、イベントをさらに楽しむことができるチケットの販売が週末にかけて大きく増加したことが売上につながったもようだ。

なお、2位には新テーマ拡張パック「イーブイガーデン」を6月26日より追加したDeNA<2432>とポケモン、クリーチャーズの『Pokémon Trading Card Game Pocket（ポケポケ）』が続いており、奇しくもポケモン関連タイトルの1、2フィニッシュとなっている。

出所：Sensor Tower

また、この日の大きなトピックスは、セガが前日6月26日にリリースした最新作『ペルソナ5: The Phantom X』が10位とセールスランキングでも早くもトップ10入りしたことだろう。『P5X』は、主人公たち怪盗団と同様に異世界で戦うことが可能な「★5怪盗 雨宮 蓮」や雨宮 蓮専用の★5武器「フェニックスダガー」などが手に入るイベント契約を開催していることなどが売上に寄与し、スタートダッシュに成功したもようだ。

出所：Sensor Tower

ほか、Yostarの『ブルーアーカイブ』や、スクウェア・エニックスとコロプラ<3668>の『ドラゴンクエストウォーク』などがトップ30圏内に復帰した。

■ 25年7月1日 (火)

7月1日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、Nianticとポケモンの『ポケモンGO』が首位をキープした。

ランキングの動きで目立ったのは、前日の48位から19位に急上昇したLINEヤフー<4689>とNHN PlayArtの『LINE：ディズニー ツムツム』だ。『ツムツム』は、「ナミネ」や「ダーク・リク」「王様 KH3ver.」などボイス付きの「キングダム ハーツ」のツムを含んだ全26種類が登場したセレクトBOXが6月29日から6月30日に開催されていたことが売上につながったようだ。

出所：Sensor Tower

また、ネットマーブルの『七つの大罪 ～光と闇の交戦～』が27位とトップ30圏内に復帰した。『グラクロ』は、「俺だけレベルアップな件」とのコラボを6月26日から開催しており、SSR「【S級ハンター】影の君主 水篠旬」、SSR「【S級ハンター】舞姫 向坂雫」、SSR「【影の軍団】捕食者 ベル」がコラボキャラとしてガチャに登場していることが今回の順位上昇の原動力となっているもようだ。

出所：Sensor Tower

■ 25年7月2日 (水)

7月2日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、Nianticとポケモンの『ポケモンGO』の首位が続いた。

続く2位には、バンダイナムコエンターテインメントの『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』が前日の14位から浮上してきた。『ジージェネエターナル』は、6月30日12時より、期間限定のUR「Hi-νガンダム(EX)」/UR「アムロ・レイ」と恒常のUR「フォースインパルスガンダム(EX)」/UR「シン・アスカ」が新登場したピックアップガチャを開始していることが売上に大きく貢献しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、同じくバンダイナムコエンターテインメントの『学園アイドルマスター』が前日の45位から8位に飛び込んできた。『学マス』は、6月30日11時より、初星フェス限定Pアイドル「【Campus mode!!】秦谷美鈴」が登場した「初星フェス」を開催していることが今回の順位上昇の原動力となったもようだ。

出所：Sensor Tower

■ 25年7月3日 (木)

7月3日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、バンダイナムコエンターテインメントの『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』が首位に立った。

トップ10圏内では、LINEヤフー<4689>とNHN PlayArtの『LINE：ディズニー ツムツム』が前日の17位から9位に浮上してきた。『ツムツム』は、7月1日0時より、「キングダム ハーツ」シリーズのボイス付き新ツム「ロクサス」と「シオン」の2種類が登場していることが売上に大きく寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、Qookkaの『三國志 真戦』が前日の105位から25位に飛び込んできた。『三國志 真戦』は、7月1日より、夏のお祭りイベントを開始しており、S1、S2、S3シーズン名将パックが復刻となったほか、『真・三國無双８ Empires』コラボ武将の「無双曹丕」と「無双呂玲綺」もコラボパックに復刻登場していることなどが今回の順位上昇につながっているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、NHN PlayArtとドワンゴの『#コンパス 戦闘摂理解析システム』がトップ30に復帰した。

■ 25年7月4日 (金)

7月4日9時現在のGoogle Playのセールスランキングは、バンダイナムコエンターテインメントの『SDガンダム ジージェネレーション エターナル』が首位をキープした。

トップ10圏内では、HoYoverseの『崩壊：スターレイル』が前日の22位から7位に浮上してきた。『崩壊：スターレイル』は、7月2日にVer.3.4「破滅へ向かう太陽」へのアップデートを実施しており、限定星5キャラクター「ファイノン」（CV：日野聡）が登場するイベント跳躍「永遠に燃ゆる太陽」を開催していることが売上に大きく寄与しているようだ。

出所：Sensor Tower

また、スクウェア・エニックスとアカツキゲームスの『ロマンシング サガ リ・ユニバース』が前日の21位から17位に上昇した。『ロマサガRS』は、7月1日より「爽快サマー!ロマンシングバカンス2025」を開催しており、「コーデリア編」と「ビーバー編」の2つの「Romancing祭」を実施していることなどが今回の順位上昇につながっているもよう。

出所：Sensor Tower

ほか、LINEヤフー<4689>の『LINE ポコポコ』がトップ30に復帰した。