IGポート、28年5月期に売上高240億円、営業利益25億円と最高業績目指す中期計画 『春夏秋冬代行者』や超大型SFロボット作品、超大型SF作品に出資

IGポート<3791>は、中期経営計画のローリング修正を行った。ここ最近は毎期ローリング修正を行っているが、最終年度となる2028年5月期について、売上高240億4300万円(2025年5月期実績比で64.7%増)、営業利益25億9500万円(同82.0%増)、経常利益24億8600万円(同75.1%増)、最終利益14億4800万円(同74.9%増)と最高業績を計画している。

・売上高:240億4300万円(同64.7%増)
・営業利益:25億9500万円(同82.0%増)
・経常利益:24億8600万円(同75.1%増)
・最終利益:14億4800万円(同74.9%増)

あわせて2026年5月期と2027年5月期の見通しも修正し、売上高を増額する一方、営業利益と経常利益をそれぞれ引き下げた。最終利益については、2026年5月期を引き上げる一方、2027年5月期は引き下げた。人件費の上昇や大型劇場作品の収入計上時期の期ズレ、出版事業の売上鈍化などを見込んだとのこと。

 

『ハイキュー!!』や『SPY✕FAMILY』の続編、『銀河英雄伝説 Die Neue These』(第5期)、『怪獣8号』の続編、『真・侍伝 YAIBA』の続編などシリーズ作品が中期~長期の収益の柱と位置づけつつ、『春夏秋冬代行者』や超大型SFロボット作品、超大型SF作品に大型出資を行っていく。

 

大型出資作品の償却は、2028年5月期から発生する見通しだが、利益ベースでは過去最高益の更新を見込んでいるとのこと。

 

株式会社IGポート
https://www.igport.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社IGポート
設立
1987年12月
代表者
代表取締役社長 石川 光久
決算期
5月
直近業績
売上高145億9800万円、営業利益14億2600万円、経常利益14億2000万円、最終利益8億2800万円(2025年5月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3791
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