サイバーステップ、事業再生に向けて持株会社体制に12月1日付で移行…トレバやオンラインゲーム、暗号資産の各事業は新設子会社に移管
サイバーステップは、この日(7月25日)、8月29日開催予定の定時株主総会の承認を条件に、12月1日付で「サイバーステップホールディングス株式会社(英文名:CyberStep Holdings, Inc.)」へ商号変更し、持株会社体制へ移行することを決定した。
これに伴いオンラインクレーンゲーム・トレバ事業を「トレバ株式会社」、オンラインゲーム事業とエンターテインメント事業を「サイバーステップ株式会社」、暗号資産関連事業を「CrypTech Capital株式会社」と新設会社にそれぞれ移管する。
なお、新会社の設立は12月1日を予定しており、トレバの代表には堀家 昌貴氏、サイバーステップ代表には佐藤 類氏、CrypTech Capital代表には田邊 真二氏が就任する。
サイバーステップホールディングスは、持株会社として、グループ全体の持続的成長と企業価値の最大化を目指し、事業戦略・財務戦略・企画戦略の立案、資本効率やリスク管理、及び人的資本の強化といった経営支援・監督機能を担う。
また、グループ各社においては、独立した企業としての自律性を尊重しながら、事業構造改革及び成長戦略の実現に向けた取り組みを推進し、グループ全体の企業価値及び資本効率の向上に資する経営を展開していく、としている。
今回の持株会社体制への移行について、同社では、経営の意思決定機能と事業執行機能を明確に分離し、グループ全体の経営資源を最適に配分することにより、事業再生に向けた収益体制の確立と財務体質の抜本的な改善を図る。そしてグループ各社の独立性と責任を高めた上で、それぞれの強みを最大限に活かした相乗効果の創出、迅速かつ的確な意思決定による国際的な事業展開の加速を実現を図りたい、としている。



会社情報
- 会社名
- サイバーステップホールディングス株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 湯浅 慎司/創業者 代表取締役会長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高25億400万円、営業損益17億8700万円の赤字、経常損益19億1600万円の赤字、最終損益16億9500万円の赤字(2025年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810